【~50's】French Vintage Black Moleskin Work Jacket Size.48 "Le BEAU-FORT"

推定50年代、Le BEAU-FORT（ル・ビューフォート）製『ブラックモールスキン ワークジャケット』になります。

モンサンミッシェル・アドルフラフォンに次ぎ、数あるフレンチワークウェアブランドの中でも人気の高い、Le BEAU-FORT（ル・ビューフォート）。

そんな "Le BEAU-FORT" より、フレンチワークウェア不動の定番アイテムである "ブラックモールスキンジャケット" のご紹介です。

今やフレンチワークアイテムの大定番である『モールスキンジャケット』。
その名の通り、モグラの肌のような生地感からこのように名付けられたと言われています。

触って頂くと分かりますが、コットンとは思えない滑らかな肌触り・生地の厚さがあります。

その秘密は "糸の織り方" にあります。
モールスキンは "繻子織り" という糸の織り方から成される生地となります。

繻子織りとは、経糸・緯糸を5本以上から構成される織物組織（三原組織）の1つとされ、糸の浮きが非常に少なく、経糸または緯糸のみが表に表れている様に見えます。
密度が高く、生地が厚く、柔軟性に長け、滑らか、光沢感が強いのが特徴。

そんな高密度に織った、地厚で柔軟性に優れているモールスキンだからこそ、ワークウェアという過酷な環境下で働く人々の労働着として採用されていたのでしょう。

当個体はブルーモールスキンよりも更に球数が少なく希少な、ブラックモールスキンを贅沢に使用した1着。
ブラックカラーという汎用性の高さから、探されている方も多いのではないでしょうか。

当時実際にワークウェアとして使用されていましたので、機能性も申し分ありません。

年代・ブランド・状態問わず、ブラックモールスキンを使用したワークジャケットは球数が少なく希少性の高いアイテムとなります。

当個体に関してはブラックモールスキン特有のブラックカラーが経年により褪色し、"墨黒" の様に変化を遂げています。
また随所に見られるモールスキン特有のアタリも相まって、独特な雰囲気に。

使用頻度の少ない真黒のブラックモールスキンも勿論格好良いのですが、ここまで褪色・アタリの見られる個体も、ヴィンテージらしさが詰まっていて個人的には大変お勧めです。

内側には、黒地に金色で施された "Le BEAU-FORT" 社製の刺繍タグが付いています。
古い年代を象徴する刺繍タグが付いた個体は、お探しの方も多いのではないでしょうか。

サイズ表記は "48"
日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。

実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。

褪色・生地特有のアタリ・擦れ・ほつれ・ステッチ飛び等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。

モンサンミッシャル・アドルフラフォンに次ぐ、フレンチワークウェアブランドの超名門 "Le BEAU-FORT"
当ブランドのブラックモールスキンジャケットは、もはや永遠の定番アイテムと言っても過言ではないかと思います。

当ショップでも入荷の少ない希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。