【~50's】French Vintage Hartmann Type Motorcycle Leather Jacket

推定50年代、フランス製『ハルトマンタイプ モーターサイクルレザージャケット』になります。

スペシャルアイテムの入荷です。

ナチスドイツ時代のドイツ空軍である "Luftwaffe（ルフトヴァッフェ）" において、最も活躍したトップエースパイロットでもある、 "Erich Alfred Hartmann（エーリヒ・アルフレート・ハルトマン）" が、同型のレザージャケットを愛用していた事から名付けられた当モデル。

エーリヒ・アルフレート・ハルトマンの戦績は凄まじく、空中戦での敵機撃墜数は戦史上最多である "352機"
乗機していた機種に黒いチューリップ風のマーキングをしていた事から、他国からは "黒い悪魔" として恐れられていたそう。

元々はフランスの一般的な衣料品店・オートバイ店にて市販されていた、所謂 "Motorcycle Jacket（モーターサイクルジャケット）" を、当時正式に軍より支給されていなかったという背景から、フランスに進駐していたドイツ空軍のパイロット達が個別に調達していた事が始まりとされています。

かなり軽量で緻密な構造で作られており、そのシンプルでスマートなデザイン性と航空機の狭いコックピットでの適切な使用の両方とで、ドイツの戦闘機パイロットにアピールされました。

そんなエースパイロットが着用したモデルとなれば、誰しもが憧れを持つのは至極当然なのではないでしょうか。

フライトジャケット特有の短丈・胸元に斜めに付く八の字ジップポケット・ウエスト部に付くフラップポケット等、目を惹くディテールの数々を兼ね備えているレザージャケットは、総じて "Hartmann Jacket（ハルトマンジャケット）" と呼ばれており、ユーロミリタリーがお好きな方はお探しの方も多いはず。

前合わせは、ファスナーによるジップアップ式。
ジップスライダーには "ECLAIR" 社製ジップが採用されています。

ジップ不良にて交換されている個体が多い中、全て古い年代のジップで残っているという点だけでも希少かと思います。

更に内側には、ギリシャ神話にも登場する "ケンタウロス" の刺繍が施された "CENTAURE" 製の刺繍タグが付いています。
古い年代を象徴する刺繍タグが付いた個体は、お探しの方も多いのではないでしょうか。

生地には恐らく "Sheep Skin（シープスキン）" を使用。

シープスキン（羊革）とは、生後1年以上経過した羊から作られる革。
革の中で最も軽さと柔らかさのある革で、他の動物の革と比較すると強度・耐摩耗性は低くなってしまいますが、肌に吸い付く様な革質は、身体へのフィット感に非常に優れています。

レザーの生地が硬く敬遠されている方が多くいるかと思いますが、その心配は無用。
既に身体に吸い付くような柔らかいレザーの革質となっていますので、着やすさは抜群です。

裏地はウール生地で仕立てられていますので、保温性も抜群。
デザイン性はさることながら、機能性にも優れた1着なのは間違いないでしょう。

サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。

実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
是非ともジャストサイズでご着用頂きたい1着です。

擦れ・傷・ほつれ・破れ・割れ・破れ・スナップボタンの損傷等の使用感があります。
現状着用に問題はありませんが、ジッパーエンド部にほつれが見られますので、丁寧に取り扱って頂くと長く着用出来るかと思います。

正真正銘のスーパースペシャルアイテム。
唯一無二のディテールを兼ね備えており、数あるレザージャケットの中でも最高峰とも言える逸品なのは間違いないでしょう。

お金を出せば買えるような代物ではなく、今後入荷できるかも確約ができません。

ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内においても滅多にお目にかかれないアイテムかと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。