【~50's】French Vintage Le Corbusier Type Double Breasted Leather Jacket "Unusual Pattern"

推定50年代、フランス製『コルビジェタイプ ダブルブレスト レザージャケット』になります。

スペシャルアイテムの入荷です。

20世紀を代表する近代建築理論家の巨匠、ル・コルビュジエ（シャルル＝エデュアール・ジャンヌレ）が当時着用していたことでも有名な、フレンチヴィンテージを代表するアイテムである、所謂コルビジェジャケット。

元々は、当時の国有企業や行政機関などの支給品であったレザージャケットとなります。

通常大きな丸襟に、ボタンが2列に並ぶダブルブレスト仕様のカバーオールが多く流通しており、コルビジェ本人も前述に記載したディテールを兼ね備えた物を着用していましたが、当個体は似通ったディテールはあるものの、全くの別物。

フレンチらしい大きな丸襟・ダブルブレスト仕様ではありますが、サイクリストジャケットを想像させられるようなショートレングスタイプ且つ、裾にはベルトが付属するイレギュラー個体で、数々のアイテムを見てきましたがこちらは初見のタイプとなります。

更に、チンストラップ付きというのも評価できるポイントではないでしょうか。
チンストラップが付いているのと、付いていないのとでは雲泥の差。
襟を立てて着用した時の高揚感・雰囲気は別格です。

革はシープスキンを使用しているので、とても柔らかく着やすいです。
レザージャケットは皮が硬く着づらいという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、当個体に関してはその心配は不要かと思う程、動きやすく着やすいアイテムとなります。

裏地もウール生地を使用していますのでかなり暖かく、デザイン性のみならず、機能性も申し分ありません。

内側には、"EDF（Électricité De France）" の刻印も施されています。
EDFとは、フランス最大の電力会社であり、その刻印からも当時電力会社で支給され、着用されていた物だと推測できます。

サイズ感も日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用いただけるかと思います。
オーバーサイズで着用しても様になる1着かと思いますので、小柄な体型の方がガバッと大きく着用しても格好良いかと。

生地特有の擦れ・フロントボタン欠損等の使用感が見受けられますが、着用に問題のある大きなダメージはありませんので、まだまだご着用いただけるかと。

お金を出せば買えるような代物ではなく、今後入荷できるかも確約ができません。

ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても価値のある1着かと思います。

唯一無二のスペシャルな1着をお探しの方、この機会をお見逃しなく。