【~80's】French Vintage Le Corbusier Leather Work Jacket "GVF"

1983年製、フランス製『コルビジェジャケット』になります。

20世紀を代表する近代建築理論家の巨匠、ル・コルビュジエ（シャルル＝エデュアール・ジャンヌレ）が当時着用していたことで有名です。

元々は当時の国有企業や行政機関などの支給品であった、ワークウェア用のレザージャケット。

コルビジェジャケットと言えば、ブラックカラーのレザー生地を用いた個体を想像するかと思いますが、当個体のようなブラウンカラーも存在します。

漢らしいブラックカラーも勿論格好良いのですが、個人的には柔らかい印象のブラウンカラーもお勧めです。
ブラックカラー同様に汎用性も高い万能カラーですし、より大人っぽく上品な印象を与えてくれますので "大人のレザージャケット" としての役割も担ってくれるかと。

正直レザージャケットは、コルビジェジャケットがあれば事足りるかと思う程の満足感を得られるかと思います。

当個体はコルビジェジャケットを始め、数多くのフレンチレザージャケットを世に送り出した、南フランスが拠点の "GVF" 社製の1着。
南フランスの "Graulhet" という地を拠点としていたGVFですが、この地は革の鞣し加工の中心地であり、この地で産出された皮革材料を使用したアウター類をメインに、フランス軍や国営企業向けに製造していたそう。

内側には、"EDF（Électricité De France）" の刻印も施されています。
EDFとは、フランス最大の電力会社であり、その刻印からも当時電力会社で支給され、着用されていた物だと推測できます。

更にEDF刻印の横には "83" との刻印が施されていますので、当個体が1983年製というのもこちらから判別が可能となっています。

革はシープスキンを使用しているので、とても柔らかく着やすいです。
レザージャケットは皮が硬く着づらいという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、コルビジェジャケットに関してはその心配は不要かと思う程、動きやすく着やすいアイテムとなります。

裏地もウール生地を使用していますのでかなり暖かく、デザイン性のみならず、機能性も申し分ありません。

サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "S" 程度に該当するかと思います。
このサイズ感のコルビジェジャケットは本当に出てこないですね...。

コルビジェジャケットは大きめサイズが多いかと思いますが、こちらの個体は実寸値を見ても小さめのサイズ感となりますので、小柄な体型の方でも問題なくご着用頂ける希少サイズとなります。

生地特有の擦れ・ほつれ・チンストラップ欠損等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと。
勿論、着用に問題のある大きなダメージも見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。

フレンチヴィンテージの定番アイテムである "Le Corbusier Leather Jacket"
当個体のような小さなサイズ感は中々お目にかかれないかと思いますので、サイズで諦めていた方には良い機会かと。

フレンチワークウェアを代表するような1着となりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。