推定30年代頃、フランス製『インディゴメティス ワークパンツ』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
フレンチヴィンテージスタイルに欠かせない存在である "Work Pants(ワークパンツ)"
当時のフランスの炭鉱・工場・農場等で働く人々の "労働着" として数多く普及していたとされています。
ファブリックも様々確認出来ており、コットンツイル生地・モールスキン生地・コットンピケ生地・コーデュロイ生地・リネン生地等、働く労働環境や時代背景によって多種多様。
当個体に関しては、フレンチヴィンテージでも希少且つ人気の高い "Metis(コットンリネン)" 生地を使用した珍しい1着となります。
恐らくコットンの混紡比率の方が多いかと思うので、フレンチリネン特有のプルプルとした揺れ動く様な生地感は殆ど感じられず、サラッとした触感となります。
体感としては、コットン6割・リネン4割程度の比率になるかと。
フレンチワークアイテムにおいて、メティス生地は評価が高く、探しても中々見つからない希少な生地となります。
メティス生地だけでも珍しいのですが、当個体に関しては別格の雰囲気を放つ "インディゴカラー" も同時に併せ持つ、希少な逸品。
インクブルー系のワークジャケットは多く存在していますが、インディゴ系となると一気に球数が減り、その市場価値は計り知れません。
フランスが誇るインディゴカラーは、溜め息が出る程に美しいです。
既にメティス生地特有の褪色も見受けられますので、一目見ただけでも別格の雰囲気を放っています。
ヴィンテージデニム同様、古い年代のインディゴメティス生地は経糸・緯糸のそれぞれで色落ちが見られる為、唯一無二の色の奥深さが味わえるファブリックですね。
コーデュロイ・ウール等の冬生地になると着用シーズンが限られてしまいますが、メティス生地になると年間を通して着用出来ますので、幅広い活躍が期待出来るかと。
シルエットも古い年代のワークパンツらしい、ストレートシルエットになりますので、汎用性が高く、どのようなアイテムとも相性良く合わせて頂ける万能シルエット。
ストレートシルエットは、足を美しく長く見せる効果があり、体型を問わず美しいラインを演出。
このシルエットは、モダンな印象とクラシカルな趣を併せ持ち、フォーマルな場面からカジュアルなシーンまで幅広く対応出来ます。
ベルトループ・サスペンダーボタン共に付いていない個体となりますので、シンチバックで絞って穿いて頂く形となります。
勿論ご自身でウエスト部にボタンを付けて頂けば、サスペンダーで吊って穿く事も可能です。
また当個体に関しては、所謂 "襤褸系" の個体となります。
更に当時の過酷な労働環境・時代背景を感じさせられる、全体に褪色・汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・破れ・別生地でのパッチワーク等も見られます。
"1着を補修し続け大事に着る" という現代とは真反対で、当時ならではの時代背景。
『大量生産・大量廃棄』という悲惨なワードが飛び交う昨今、物を大切にするという原点を教えてくれている様な雰囲気がヒシヒシと当個体から伝わります。
ミシンもまだ多く普及していなかった時代。
全て手作業によるハンドリペアが随所に見られ、捉え方によっては "雑" と思われる方も一定数いるかと思います。
ですが、その作業に込められた "想い・時間" が現代まで形として残っているというのは非常に感慨深く、何にも変えられないプライスレスな事です。
好き嫌いがはっきりと分かれそうな1着ではありますが、当ショップとしてもこの様な "リアルなヴィンテージアイテム" を今後も推していきたいと思っています。
勿論、デッドストックの様な綺麗なコンディションの個体も大変魅力的ではありますが、ヴィンテージの面白さをより味わいたい方には、是非この様な個体を手に取って頂きたいです。
綺麗めのアイテムの中に、襤褸系のアイテムを1点プラスするだけでも、スタイリングに奥行きが出て玄人感が出るかと思います。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
股下がやや短めの個体となっていますので、身長のある方はアンクル丈でお楽しみ頂ければと。
褪色・汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・破れ・リペア跡・ボタンの付け替え等、全体的に使用感が感じられるコンディションにはなりますが、ヴィンテージの雰囲気を存分にお楽しみ頂けるかと。
着用に問題のある大きなダメージは現状ありませんので、今後もリペアを重ねてご着用頂けますと幸いです。
この様な襤褸系のアイテムは国内ではあまり人気がありませんが、国外では大変人気が高く、常に探されてコレクションしている方も多いアイテムとなります。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
同じ個体は存在しない世界に1着のアート的アイテムとなりますので、お好きな方は是非ともこの機会に手に取ってみて下さい。