推定40年代頃、イギリス製『アイリッシュリネン ラペルワークジャケット』になります。
アメリカ・ヨーロッパ含め、ヴィンテージスタイルに欠かせない存在の "Work Jacket(ワークジャケット)"
働く労働環境や時代背景によって多種多様なディテール・ファブリックが確認されており、当時ファッションアイテムとしてではなく、あくまでも労働着としての "リアルワークウェア" というのが面白いポイントでもあります。
当個体に関しては、ワークジャケットの中でも上品な佇まいが印象的な、所謂 "ラペルカラータイプ" の1着。
フロント3つボタン・片胸のみに付くポケット・ウエスト部には左右1つずつに付くフラップポケット等、シンプル且つ簡素なディテール。
更に内側には、白地に赤色の "SCOTT & REED LTD" 社製の刺繍タグが付いています。古い年代を象徴する刺繍タグが付いた個体は、お探しの方も多いのではないでしょうか。
袖も前振りの立体的な仕立て方がされていますので、ワークウェアではありながらもテーラードジャケットの様な上品さも感じます。
生地には "IRISH LINEN(アイリッシュリネン)" を100%採用。
アイリッシュリネンとは、最高品質のリネンとも言われており、滑らかな肌触りと光沢感が最大の特徴です。
また吸水性・速乾性・耐久性にも優れています。
その中でも当個体に関しては、所謂 "襤褸系" の個体となります。
当時の過酷な労働環境・時代背景を感じさせられる、全体にペイント飛び・小穴・破れ等も見られます。
"1着を補修し続け大事に着る" という現代とは真反対で、当時ならではの時代背景。
『大量生産・大量廃棄』という悲惨なワードが飛び交う昨今、物を大切にするという原点を教えてくれている様な雰囲気がヒシヒシと当個体から伝わります。
好き嫌いがはっきりと分かれそうな1着ではありますが、当ショップとしてもこの様な "リアルなヴィンテージアイテム" を今後も推していきたいと思っています。
勿論、デッドストックの様な綺麗なコンディションの個体も大変魅力的ではありますが、ヴィンテージの面白さをより味わいたい方には、是非この様な個体を手に取って頂きたいです。
綺麗めのアイテムの中に、襤褸系のアイテムを1点プラスするだけでも、スタイリングに奥行きが出て玄人感が出るかと思います。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "L ~ XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きめのサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
汚れ・ペイント飛び・小穴・破れ等、全体的に使用感が感じられるコンディションにはなりますが、ヴィンテージの雰囲気を存分にお楽しみ頂けるかと思います。
着用に問題のある大きなダメージは現状ありませんので、今後もリペアを重ねてご着用頂けますと幸いです。
市場でも多くは見かけない、イギリス製のアイリッシュリネンジャケット。
当時のリアルな労働環境を感じられる、唯一無二の逸品です。
同じ個体は存在しない世界に1着のアート的アイテムとなりますので、お好きな方は是非ともこの機会に手に取ってみて下さい。