1941年製、ドイツアフリカ軍団『トロピカル モーターサイクルコート』になります。
スーパースペシャルアイテムの入荷です。
ドイツアフリカ軍団(Deutsches Afrikakorps = DAK)とは、第二次世界大戦中、ナチスドイツ時代の1941年〜1943年の僅か2年という活動期間に、北アフリカ戦線で活躍したドイツの遠征軍となります。
1941年にイタリア軍の支援の為に派遣されたこの軍団は、エルヴィン・ロンメル(Erwin Rommel)将軍によって指揮。
エルヴィン・ロンメルは、その卓越した戦術とリーダーシップで『砂漠の狐』という異名でも知られていたようです。
しかし、1942年には物資の供給問題や連合国軍の圧力が増大し、アフリカ軍団は撤退。
1943年には、アフリカ軍団は最終的にチュニジアで連合国軍に降伏し、その活動に終止符を打ちました。
そんなドイツアフリカ軍団にて、北アフリカという熱帯地域のモーターサイクル部隊に支給されていた "Tropical Motorcycle Coat" のご紹介です。
またスタイリッシュな外観で軍隊の間で非常に人気があり、 保守性が高く、バイク関係者以外の人でも一般的に着用されていたそう。
国内外問わず現存する数が非常に少ない事からも、初見の方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパミリタリーのモーターサイクルコートと言えば、フランス軍のモデルが有名で広く知られているかと思います。
"モーターサイクル部隊" 向けに支給されたという、支給用途は同じですが、生産を請け負う国・活動地域によって、全く違う雰囲気に仕上がる事が伺えますね。
フロント上部には、左右2つずつボタンが配置されています。
ですので、身体を覆う様にボタン留めをしても良し、左右の襟先にはそれぞれボタンホールが設けられていますので、大きなラペルカラーの様にボタン留めをしても良いかと思います。
それぞれ違った雰囲気で楽しめるかと思いますので、ご着用時の気分によって使い分けして頂ければ幸いです。
フロント中部には剥き出しボタンのフラップポケットが配置されており、右胸には斜めのスラッシュポケットも完備。
オーバーコートには空気循環を可能にする沢山の通気口があり、また車両に乗っている時に足をより自由に動かせる様に、後部下部にボタン留めが付属。
内部は殆ど裏地がありませんが、背面上部の内側にメッシュがあり、恐らく背中からの暑い日差しを防ぎ、同時に大きな背面フラップから通気を確保する役割があるのかと思います。
また風の侵入を防ぎ、襟を立てて着用する事を想定とした "チンストラップ" が付属しているというのも評価出来るポイントではないでしょうか。
チンストラップが付いているのと、付いていないのとでは雲泥の差。
襟を立てて着用した時の高揚感・雰囲気は別格です。
内側には、当時のスタンプも目視ではっきりと確認が出来、ドイツ軍では多くの個体に合計5つの数字がスタンプされています。
・左上の数字には、腰までの丈又は尾部までの長さ。
・右上の数字には、襟のサイズ又は首輪の周囲の長さ。
・中央の数字には、胸幅の長さ。
・左下の数字には、全長の長さ。
・右下の数字には、袖の長さ。
とされており、これらの全てはセンチメートルで表記されています。
熱帯地域で着用する事が想定とされた、比較的薄手・軽量で柔らかい質感の、平織り "コットンリネン" 混紡生地を採用。
前述の通り、薄手の生地感となっていますので、夏以外の幅広いシーズンでご着用頂けるかと思います。
裾に向かって広がっていく強烈なAラインは、着用した時のシルエットが非常に綺麗且つ優雅。
どの角度から見ても、溜め息が出る程に美しいシルエットです。
希少性だけでなく、ファッションアイテムとしての視点で見た時にも、非常に格好良い1着かと思いますので、是非とも気兼ね無く着用して頂きたいです。
サイズ表記は "43 / 50 / 102 / 129 / 66"
日本サイズで "L ~ XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ミリタリーアイテムらしく、大きめのサイズ感でガバッと羽織って頂いても格好良いかと。
元々制服の上から着用する事を想定とした、オーバーコートの用途で作られていますので、基本的にどの個体に関してもサイズ感は大きくなっています。
アームホール・身幅共にたっぷりとした作りとなっていますので、様々な体型の方にお楽しみ頂ける1着かと思います。
生地特有のアタリ・汚れ・ほつれ・小穴・ボタン欠損等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージ見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと。
近年特にドイツ軍のアイテムが注目されている印象ですが、元々ドイツ軍のアイテムは歴史的な背景も含め現存する個体が非常に少なく、需要に対しての供給が追いついていない様にも思えます。
一定数の熱狂的なファンもいるドイツ軍ですので、コレクターも手放さない垂涎のアーカイブピースなのは間違いないでしょう。
ましてや1941年〜1943年という、僅か2年間の採用期間となれば、球数が少ないのは容易に想像が付きますね。
お金を出せば買えるような代物ではなく、今後入荷できるかも確約が出来ません。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内外問わず滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。