推定50年代頃、AU MOLINEL(オーモリネル)製『ブラックリネン マキニョンパンツ』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
フレンチワークウェアブランドの中でも、"Le Mont St. Michel"・"Adolphe Lafont" に並ぶ人気度を誇る、老舗ワークウェアブランド "AU MOLINEL"
オーモリネルとは、1845年にフランスにて創業された老舗ワークウェアブランド。
設立当初から専門作業服を提供する事に特化しており、長年に亘って高品質で耐久性のある衣料品を製造しています。
今なお現代の要件に応じた作業服を製造し続けている当ブランドですが、ブランド名は『AU MOLINEL』から『Molinel』へと変更となっています。
特に建設業・緊急サービス・医療、そして飲食業界向けの安全服や防護服に注力しているそう。
オーモリネルは1845年以来、フランスの労働服市場で重要な役割を果たしており、その製品は高品質で実用的な物として広く認知されています。
そんな約200年の歴史あるブランドであるオーモリネルより、馬の仲介人が主に着用していた仕事着である "Maquignon Pants(マキニョンパンツ)" のご紹介となります。
先述にもある通り、主に馬の仲介人が主に着用していた仕事着とされていますが、その他にも、馬や牛の牧畜者・羊飼い等も着用していたと言われています。
生地に関しては、殆どが細番手で高密度に織られたリネン生地を採用した個体が多いですが、中にはコットン生地・コットンリネン混紡生地等、時代・着用用途によって様々なパターンが確認されています。
リネン生地で仕立てる大きな理由としては、動物の毛が付きにくく、付いた際も払いやすい様にと設計されているそう。
当個体最大の特徴は、何と言っても採用されている "生地" ではないでしょうか。
今回ご紹介するものはフレンチヴィンテージで最も評価の高い、ブラックリネン生地を使用して仕立てられた1着となっており、お探しの方も多いはず。
インディゴリネン生地と同等、あるいはそれ以上に珍しい生地となります。
インディゴリネン生地・ブラックリネン生地は特にヴィンテージ市場での評価が高く、現代では再現不可能とも言われています。
動く度に揺れ動く、プルプルとした生地感は是非とも一度お試し頂きたいです。
ヴィンテージアイテムにおいて、特に古い年代のオリジナルのブラックカラーは非常に珍しく、探しても中々見つからない希少カラーとなります。
更にリネン生地となれば尚更かと。
また、ブラックカラーに映える、両サイドのホワイトステッチが良いアクセントとなっています。
既にリネン生地特有のネップ感が見受けられますので、一目見ただけでも別格の雰囲気を放っています。
ヴィンテージデニム同様、古い年代のブラックリネン生地は経糸・緯糸のそれぞれで色落ちが見られる為、唯一無二の色の奥深さが味わえるファブリックかと。
シルエットは、ワークパンツと同様にストレートシルエット。
ストレートシルエットは、足を美しく長く見せる効果があり、体型を問わず美しいラインを演出。
このシルエットは、モダンな印象とクラシカルな趣を併せ持ち、フォーマルな場面からカジュアルなシーンまで幅広く対応出来ます。
ベルトループが付いていますので使いやすく、サスペンダーで吊る事に抵抗のある方でもご着用頂けるかと思います。
内側にはサスペンダーボタンも付属していますので、サスペンダーで吊ってご着用頂くことも可能です。
また内側にはオーモリネル社製特有となる、黒地に赤・金色の "刺繍タグ" が付属。
古い年代を象徴する刺繍タグが付いた個体は、お探しの方も多いのでは。
防縮加工の意となる "SANFOR" 表記がタグ内に確認出来るので、恐らく1950年代以降に生産された個体かと思われます。
サイズ表記は "44"
日本サイズですと "M" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
極端に大きいウエストサイズが多いマキニョンパンツですので、当個体の様な比較的小さめのサイズ感は珍しいかと。
汚れ・褪色・生地特有のアタリ・ネップ感等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
フレンチワークウェアを語る上で欠かせない立ち位置に存在するワークブランド "AU MOLINEL"
マキニョンパンツでは多く見かけるオーモリネル製ですが、小さめのサイズ感となると一気に球数が減る印象です。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
当ショップでも滅多に入荷しない希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。