推定50年代、ドイツ軍『スプリンターカモフラージュ パラトルーパージャケット』になります。
スーパースペシャルアイテムの入荷です。
ドイツ空軍(Luftwaffe)の空挺部隊向けに支給された当個体。
1946年に1度ルフトヴァッフェは解散しましたが、1950年頃に再編成され、その際に生産・支給されていたとされています。
当時、同デザインで組下であるトラウザーも同時に生産され、セットアップとして着用されていたとされています。
当個体の最大の特徴は、何と言ってもドイツ軍特有の "迷彩柄" でしょう。
通称 "スプリンターカモフラージュ" と呼ばれる迷彩パターンは、1920年代後半にドイツによって開発された4色の軍用迷彩パターンで、1931年にドイツ国防軍に初めて採用された、ドイツ軍最初の迷彩パターン。
これらの迷彩パターンは、"スプリッターターンパターン(Buntfarbenmuster)" という正式名称を持ちます。
当個体に関しては、先述にもあるスプリッターターンパターンを模して、よりグリーンカラーがやや強めなカラーリングで生産された迷彩パターンとなります。
生産年代こそ違うものの、スプリッターターンパターン特有の破壊的なジグザグパターンは継承されており、更に迷彩効果を高める為にレインドロップと呼ばれるダッシュのランダムなパターンも所々に適用されています。
迷彩柄は勿論ですが、ディテールもミリタリーアイテムらしく武骨な印象。
フランス空軍のTAP47を想像させられる、スナップボタン式のフラップポケットが胴部と裾部に計4つ付属。
上部ポケット部分には、Dリングがそれぞれ付属しています。
脇には、中の蒸れ防止の為にベンチレーションホールが施されています。
前合わせは、ジップファスナーとドイツ軍特有のスナップボタンでの比翼式の二重構造が採用されており、デザイン性のみならず機能性にも優れています。
ジップスライダーには、"riri" 社製ジップが採用されています。
風の侵入を防ぎ、保温性を高める為に高めに設計された、チンストラップ付きの大きな丸襟仕様ですので、スタンドカラーにして着用しても格好良いかと思います。
国内外問わず、現存する数が非常に少ない事から初見の方も多いのではないでしょうか。
元々衣服の上から着用することを想定したオーバージャケットの用途で作られていますので、基本的にどの個体に関してもサイズ感は大きくなっています。
アームホール・身幅共にたっぷりとした作りとなっていますので、様々な体型の方にお楽しみ頂ける1着かと思います。
汚れ・擦れ・小穴等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
状態の悪い個体が多い印象ですので、このコンディションで残っている事が奇跡かと思います。
数あるミリタリーアイテムでも市場に現れる機会の少ない、古い年代のドイツ軍アイテム。
一定数の熱狂的なファンもいるドイツ軍ですので、コレクターも手放さない垂涎のアーカイブピースなのは間違いないでしょう。
希少性だけでなく、ファッションアイテムとしての視点で見た時にも、非常に格好良い1着かと思いますので、是非とも気兼ね無く着用して頂きたいです。
お金を出せば買えるような代物ではなく、今後入荷できるかも確約ができません。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内においても滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。