推定50年代、スウェーデン軍『ディスパッチライダー レザーモーターサイクルジャケット』になります。
スーパースペシャルアイテムの入荷です。
スウェーデン語で "Ordonnansjacka(オルドナンスヤッカ)" と呼ばれ、スウェーデン軍のモーターサイクル部隊が使用する、ライダージャケットを意味します。
当ジャケットの初期バージョンに関しては1915年にまで遡り、最初期の個体は "山羊革(ゴートスキン)" を使用。
その後、1955年に革の価格が高騰した事から革以外の生地の実験を始め、山羊革からグレーコットンキャンバス、1960年にはグリーンコットンキャンバスへと変更されていきました。
現在最も多く見かけるであろう、グリーンコットンキャンバス生地を使用した個体に関しては、20世紀後半まで使用され続けました。
今回ご紹介する個体は、スウェーデン軍モーターサイクルジャケットの中でも入手困難な、ゴートスキンによって仕立てられた初期個体となります。
製造を請け負っていたのは、皮革製品の生産でも有名なスウェーデン・マールングに拠点を置く "A.BOL Mats Larsson"
このブランドは、20世紀前半、特に第二次世界大戦中にスウェーデン軍向けに供給されていた高品質な防寒服の製造を担っていました。
生地こそ年代毎に異なるものの、大枠のデザイン性に関しては共通。
スウェーデン軍モーターサイクルジャケット特有の、アシンメトリーなデザイン。
風の侵入を防ぐ為にアシンメトリーになっていますが、更にその内側にもボタン留めによって閉める仕様となっている、二重構造を採用しています。
左前合わせに配置された、ジャケット唯一の大きなフラップポケット。
こちらのポケットは、配達が必要な地図・その他のメッセンジャーを運ぶ為に使用されたと言われています。
裾部には、Dリングによって留める事の出来る金具が付属。
また、両サイドにはドローコードも付属していますので、フィッティングの調整も可能としています。
全ボタンには、グローブを装着したまま着脱する事を想定した、大きなプラスチック製ボタンが採用されています。
生地には "Goat Skin(ゴートスキン)" を贅沢に使用。
ゴートスキン(山羊革)とは、大人の山羊から作られる革。
牛革を上回る強度を持っているにも関わらず、革の厚みは半分以下で非常に軽量な革となっており、繊維密度も高く頑丈。
強靱性がありながらも、革自体は柔らかく、伸縮性にも優れています。
レザーは硬くて着辛いという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、元々の革質且つ、経年によっても柔らかくなっていますので、苦手な方でも問題なくご着用頂けるかと。
裏地は、ウール生地で仕立てられていますので、保温性も抜群。
デザイン性のみならず、機能性にも優れた1着なのは間違いないでしょう。
数あるミリタリーアイテムの中でもギミックの効いたデザイン。
現在までにも数あるブランドがサンプリングする程、そのデザイン性の高さは言わずもがな。
サイズ表記は "50"
日本サイズで "XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ミリタリーアイテムらしく、大きのサイズ感でご着用頂いても格好良い1着かと。
汚れ・擦れ・傷・生地特有の剥がれ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
ギミックの効いたデザインが唯一無二の "Dispatch Rider Motorcycle Jacket"
特に最初期に当たる、ゴートスキンで仕立てられたオリジナル個体は、探して見つかる様な代物ではありません。
国内よりも国外人気の高いモデルですので、年々価格は鰻登りで上昇しており、今後も益々入手困難になる事が予想されます。
サイズ・コンディション共に合えば、是非とも抑えておきたいマストアイテムなのは言うまでもないでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内外問わず滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。