1963年支給、東ドイツ軍『ブルメンターンカモフラージュ スナイパージャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
東ドイツ軍(国家人民軍)とは、通称 "NVA" とも呼ばれ、1956年〜1990年までドイツ民主共和国の軍隊として活躍していました。
NVAは、Landstreitkräfte (地上軍)、Volksmarine (海軍)、Luftstreitkräfte (空軍)、Grenztruppen (国境軍) の 4 つの支部で構成。
重大な戦闘こそ見られませんでしたが、将校の大多数は・規律・訓練の徹底さ・将校のリーダーシップの質に基づいて、NVAを最高の軍隊と評価される程。
その後NVAは、ドイツ統一前の1990年に東ドイツと共に解散しました。
そんな東ドイツ軍より、花柄をモチーフとした "Blumentarn Camouflage" を全体に用いたスナイパージャケットのご紹介です。
国内外問わず、現存する数が非常に少ない事から初見の方も多いのではないでしょうか。
"Blumentarn Camouflage" は "M58 Flächentarn Pattern" とも呼ばれ、1956年〜1967年にかけて東ドイツ軍(NVA)と内務省(MDI)の部隊に支給されました。
この迷彩パターンの特徴は、一般的にフィールドグレーの背景に青緑・オリーブグリーン・茶褐色の不規則な斑点で構成されています。
いくつか穏やかな色のバリエーションも確認出来ていますが、その内のいくつかは抗ガス科学薬品でコーティングされているという。
数種類のジャケット・トラウザー・装備品・シェルターハーフ・フード・ヘルメット等が当迷彩パターンで製造されました。
迷彩柄は勿論ですが、ディテールもミリタリーアイテムらしく、理に適った武骨な印象。
スナイパージャケットという銃を扱う事からも、当時銃弾を入れる為に配置されたと思われる小さなポケットが多数見られます。
前合わせは比翼式の二重構造となっており、フロントボタンはドイツ軍特有の表面がブツブツとしたチェンジボタンを採用。
脇下には中の蒸れ防止の為に、スリット状のベンチレーションホールも完備。
フードはジャケット内側のボタンホールの開いたベルトによって収納出来る仕様になっており、使用しない時には丸めておく事が可能となっています。
通常フード先端には "蚊帳" と呼ばれる、麻・木綿で作られる網状の物が設けられており、これは蚊を防止して安眠する為に付属したそうですが、当個体に関しては欠損しています。
ウエスト・裾部にはドローコードが付属しており、シルエットの変化も楽しめる2WAY仕様となりますので、ご着用時の気分によって是非変えてお楽しみ下さい。
希少性はさることながら、ファッションアイテムとしての視点で見た時にも、非常に格好良い1着かと思いますので、是非とも気兼ね無く着用して頂きたいです。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "XL ~ XXL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きめのサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
小柄な体型の方がガバッと大きめに羽織っても様になるかと思いますので、幅広い体型の方にハマる1着かと。
生地特有のアタリ・褪色・汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
数あるミリタリーアイテムでも市場に現れる機会の少ない、古い年代の東ドイツ軍アイテム。
一定数の熱狂的なファンもいる東ドイツ軍ですので、コレクターも手放さない垂涎のアーカイブピースなのは間違いないでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。国内においても滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。