推定60年代、フランス製『ブラックレザー ワークジャケット』になります。
20世紀を代表する近代建築理論家の巨匠、ル・コルビュジエ(シャルル=エデュアール・ジャンヌレ)が当時着用していたことでも有名な、通称 "Le Corbusier Jacket" と酷似した佇まいを感じる当個体。
コルビジェジャケットも当時の国有企業や行政機関などの支給品であった背景がありますので、当個体に関してもワークウェア用のレザージャケットかと思われます。
大体のディテールはコルビジェジャケットと同様ですが、フロントボタンはダブルブレスト仕様ではなく、比翼式のシングルブレストでの開閉。
また胸ポケットも付かないミニマルなデザイン性となっていますので、レザージャケット特有の漢らしさの中にも洗練された上品さが垣間見えます。
当個体はコルビジェジャケットでも人気ディテールである、通称 "ウール襟" が施された1着。
同じカラートーンではありながらも『レザー × ウール』という異素材が組み合わさる事によって、丁度良いバランス感で纏まっているかと思います。
裏地はウール生地で仕立てられていますので保温性も抜群。
デザイン性はさることながら、機能性にも優れた1着なのは間違いないでしょう。
また襟を立てて着用する事を想定とした "チンストラップ" が付属しているというのも評価出来るポイントではないでしょうか。
チンストラップが付いているのと、付いていないのとでは雲泥の差。
襟を立てて着用した時の高揚感・雰囲気は別格です。
生地には "Sheep Skin(シープスキン)" を贅沢に使用。
シープスキン(羊革)とは、生後1年以上経過した羊から作られる革。
革の中で最も軽さと柔らかさのある革で、他の動物の革と比較すると強度・耐摩耗性は低くなってしまいますが、肌に吸い付く様な革質は、身体へのフィット感に非常に優れています。
レザーの生地が硬く敬遠されている方が多くいるかと思いますが、その心配は無用。
既に身体に吸い付くような柔らかいレザーの革質となっていますので、着やすさは抜群です。
シンプルで上質なレザージャケットをお探しの方には、是非ともお勧めしたい逸品です。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
色斑・汚れ・生地特有の擦れ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
フレンチヴィンテージの定番アイテムである "Le Corbusier Leather Jacket" を彷彿とさせるイレギュラー個体。
コルビジェジャケットでも希少ディテールとされている "ウール襟" が施されている1着はお探しの方も多いはず。
他者との差別化を図りたい方・変わり種がお好きな方は、是非ともこの機会をお見逃しなく。