推定60年代、スウェーデン軍『ディスパッチライダー モーターサイクルジャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
スウェーデン語で『Ordonnansjacka』と呼ばれ、スウェーデン軍のモーターサイクル部隊が使用するライダージャケットを意味します。
当ジャケットの初期バージョンに関しては1915年にまで遡り、最初期の個体は "山羊革" を使用。
その後、1955年に革の価格が高騰した事から革以外の生地の実験を始め、山羊革からグレーコットンキャンバス、1960年にはグリーンコットンキャンバスへと変更されていきました。
現在最も多く見かけるであろう、グリーンコットンキャンバス生地を使用した個体に関しては、20世紀後半まで使用され続けました。
スウェーデン軍モーターサイクルジャケット特有の、アシンメトリーなデザイン。
風の侵入を防ぐ為にアシンメトリーになっていますが、更にその内側にもボタンで閉める仕様となっている二重構造を採用しています。
左前合わせに見える、ジャケット唯一の大きなフラップポケット。
このポケットは、配達が必要な地図やその他のメッセンジャーを運ぶ為に使用されたと言われています。
全ボタンには、グローブを装着したまま着脱することを想定した、大きなプラスチック製ボタンが採用されています。
前合わせ内側には、スウェーデン軍特有の3つの王冠のスタンプも確認が出来ます。
1942 年以前のスウェーデン軍は国王に従属していた為、1つの王冠が使用されていました。
1942 年に陸軍は全ての装備品に対して 1 つのシンボルのみを使用し始めることを決定し、3つの王冠のシンボルが新しい標準となることが決定。
3つの王冠は1920年代からスウェーデン空軍で既に使用されていましたが、それが今後の新しい規格になると決定されたのは1942年になってからだったそう。
数あるミリタリーアイテムの中でもギミックの効いたデザイン。
現在までにも数あるブランドがサンプリングする程、そのデザイン性の高さは言わずもがな。
サイズ表記は "C56"。
日本サイズで "XL ~ XXL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
小柄な体型の方がガバッと大きめに羽織っても様になるかと思いますので、幅広い体型の方にハマる1着かと。
生地特有のアタリ・汚れ・小穴・ボタン欠損等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと。
国内よりも国外人気の高いこちらの1着。
年々価格は鰻登りで上昇していますので、今後も益々手に入りにくくなることが予想されます。
サイズ・コンディション共に理想と合えば、是非とも抑えておきたいマストアイテムなのは言うまでもないでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着になりますので、お探しの方がいましたら是非ともこの機会をお見逃しなく。