推定60年代頃、Wrangler(ラングラー)製『11MJZ デニムジャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
Wrangler(ラングラー)とは、1904年にオーバーオール労働者であった "C.C.ハドソン" 氏が創業した "Hudson Overall Company(ハドソン・オーバーオール・カンパニー)" が前身となり、事業拡大に伴い1919年に "Blue Bell(ブルーベル)" 社に社名を変更した、カウボーイ・ロデオライダー向けジーンズで有名なブランド。
1943年に『ラングラー』の商標を持つ "ケーシー・ジョーンズ・カンパニー" を買収し、自社ブランドの1つとした歴史を持っています。
ブルーベルは、労働者向けの耐久性のあるオーバーオールやジーンズを販売していた会社でしたが、1940年代に入るとカウボーイの為の特別なジーンズラインを開発する事に着手。
そこで採用されたのが有名なテイラーである "Rodeo Ben(ロデオ・ベン)"で、彼がデザインした『13MWZ』というモデルが、現在でも愛されるクラシックスタイルとしてラングラーの代表モデルとなりました。
Levi's・Leeと並び、アメリカの3大ジーンズブランドの一角を担う存在として知られ、後発ブランドだったという経緯・他ブランドとの差別化の為、デザインにはどこのブランドよりも力を入れていたそう。
1970年代にはアウトドアやキャンプ、更に音楽などのカジュアルシーンでも注目され、ラングラーは単なるカウボーイスタイルのブランドから、幅広いファッションカルチャーを象徴する存在へと進化していきました。
今回ご紹介するのは、ラングラーの中でも名作として評されている "11MJZ" となります。
11MJZは、1956年〜1960年代中頃まで製造されていたヴィンテージデニムの代表的なアイテムで、特にカウボーイやワークウェア愛好者に人気を博しました。
このジャケットは、ボタンではなくジッパーを採用した初期のモデルとして知られ、従来の "111MJ" から進化したデザインが大きな特徴。
11MJZには、前期型・後期型との2種類が存在し、当個体はディテールから "前期型" に部類される1着となります。
フロントの前合わせは、トップボタンのみボタン留めで、胸部まではジップファスナーによるジップアップ仕様となっています。
ジップスライダーには、"TALON" 社製ジップが採用されています。
その他にも、左胸部のみに配置されているスナップボタン留めフラップポケット・フロントプリーツ仕様・丸形状のバータック(丸カン)・裾部に配置されているハンドウォーマーポケット・背面のアクションプリーツ・内側のエラスティックバンド等、当モデルならではのディテールの数々。
また、カフスの剣ボロの取り付けは、リベットを使用。
11MJZ後期や60年代初期以降のモデルでは、バータックが使用されています。
首元内側には、®️(登録商標)マーク付きの、所謂 "縦ベル" 刺繍タグが付属。
1961年〜1963年に採用されていたタグと言われており、11MJZ前期のディテールも見られますので、®️マーク付きのタグの中でも最初期に当たる個体かと思われます。
古い年代になればなるほど、縦糸と横糸のインディゴの色落ちが美しいですね。
現代でも様々なデニムが各所から販売されているかと思いますが、やはりその雰囲気は一目瞭然。
ヴィンテージの雰囲気に勝るものはありません。
シンプルイズベスト。この様なジャケットは1着持っておくと必ず重宝します。サラッと羽織るだけでも雰囲気抜群ですので、是非シンプルに着こなして頂きたいです。
サイズ表記は "40"
日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
褪色・汚れ・擦れ・ほつれ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
ヴィンテージデニムを語る上で欠かせないブランド "Wrangler"
他ブランドでは見られない、唯一無二のディテールを兼ね備えたラングラーが誇る最高傑作を、是非ともご堪能下さい。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
当ショップでも滅多に入荷しない希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。