推定80年代、Willis&Geiger(ウィリス&ガイガー)製『A-2タイプ レザーフライトジャケット』になります。
Willis&Geiger(ウィリス&ガイガー)とは、1902年に北極探検家ベン・ウィリスによって創設された本格派アウトドアブランド。
1930年代にアメリカの上流階級層の間でサファリ旅行ブームになった際、いち早くサファリクロージングを販売をしました。
当ショップでも取り扱いのある、当時富裕層向けのハンティングショップでもあった"Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)"のOEM生産を請け負ったり、アメリカ軍のパイロットジャケットも手がける等、その生産技術は一級品。
1977年に "Abercrombie & Fitch" が破産した際、ウィリス&ガイガーは最大の未払い債権者であり廃業しましたが、元従業員バート・アヴェドンによって独立して復活。
その後の1994年にウィリス&ガイガーは、Lands' End(ランズエンド)に売却され、アヴェドンとランズエンドの経営陣との間の対立により、1999 年までにブランドは廃止されました。
今回ご紹介するアイテムは、そんな "Willis&Geiger" でレジェンドコレクションとしても選出されている "A-2 Type Leather Flight Jacket" になります。
"A-2 Leather Flight Jacket" とは、1927年に採用されたA-1型飛行用ジャケットの後継として、1931年に制式化されたアメリカ陸軍航空隊の軍用フライトジャケット。
略式にボマージャケットとありますが、オリジナルの呼称は "夏期パイロットジャケット" であり、戦時中は操縦士にも爆撃機勤務の搭乗員にも着用が限定されていなかったそう。
また当時の飛行兵達は自らのジャケットを、飛行中隊章や、背中に丹念に描き込んだアートワークで飾ることが多かったみたいです。
総生産数は1943年までに約70万着までに及んだ、アメリカ陸軍航空隊屈指の名作と言えるでしょう。
また納入業者(コントラクター)毎に若干仕様が異なる為、それらの微差を楽しむコレクターやファンも多いのも事実です。
当個体は第二次世界大戦中のオリジナル個体ではないものの、その精巧な作りは流石ウィリス&ガイガー社。
大きな襟・比翼ジップファスナー仕様・フロントのパッチフラップポケット・一枚革を使用した背面等、オリジナルのA-2フライトジャケットにも通ずるディテールの数々を兼ね備えています。
革は恐らく馬革(ホースハイド)が使用されており、既に革質も柔らかくなっています。
肌に良く馴染み・大変着やすく仕上がっていますので、硬い革質で諦めていた方でも問題なくご着用頂けるかと。
A-2フライトジャケットは本来ミリタリーアイテムという事もあり、動きやすさ等の機能性に重視した作りとなっており、全体的にゆとりのあるシルエットとなります。
袖・裾共にリブ仕様となっていますので、バルーンシルエットにも見えるのが大きな特徴ですね。
カジュアルに着るも良し・綺麗めに着るも良しな1着となりますので、是非お好きなスタイルでご着用頂ければと思います。
サイズ表記は "44"
日本サイズで "L ~ XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
汚れ・擦れ・小穴等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
今はそのオリジナルの姿はない "Willis&Geiger"
日本国内でもセレクトショップとの別注品こそ見るものの、ヴィンテージ好きとしてはやはり当時のオリジナルを手にしたい所ではないでしょうか。
お探しの方がいましたらこの機会に是非いかがでしょうか。