1991年製、Levi's(リーバイス)製『70502(2nd Type) デニムジャケット』になります。
Levi's(リーバイス)とは、1853年にリーヴァイ・ストラウス(Levi Strauss)氏がサンフランシスコに設立した、雑貨店・生地商『リーバイ・ストラウス社』に起源をもち、ジーンズを世に送り出したブランド。
金の採掘が盛んだった当時、金鉱で働くワーカーたちの意見に耳を傾け、テントや船の帆に使用するキャンバス生地を用いたワークパンツを商品化したのがリーバイスであり、それがジーンズの起源でもあります。
現代でデニムジーンズとして知られるものの製造を1870年代に始め、ストレスポイントに銅製リベットを使用した "ウエストオーバーオール" の最初のジーンズを作り、1873年には特許を取得しました。
今回ご紹介するのは、本国アメリカにて1953年に初めて販売された "507XX(2nd)" のデザインを踏襲し、ヨーロッパにて生産された "70502 Denim Jacket" となります。
1980年〜2000年代にかけて、アメリカ製とは別にヨーロッパで展開されていたリーバイスが存在していました。
それが通称 "Euro Levi's(ユーロリーバイス)" と呼ばれている企画となります。
同年代のアメリカ製と比較しても、深く鮮やかな色落ちを味わう事が出来るという点から昨今更に注目を集めており、生産地・モデルによっては高額で取引される事も屡々。
近年物でもヴィンテージに近い色落ちをする個体が多いユーロリーバイスですが、その秘密は使用されている "染料" にあるそう。
一説によると、当時アメリカでは使用しなくなった染料をヨーロッパでは継続して使用していた為、綺麗な色落ちをする個体がこの年代でも見られるようです。
中にはヴィンテージデニム特有の色落ちである、 "縦落ち" のエイジングを見せる個体が存在するのも、多くを魅了しているポイントかと思います。
そんな数あるユーロリーバイスの中でも、特に市場で見る機会の少ない "507XX" のディテールを引き継いだ "70502" 品番。
ヴィンテージデニムジャケットと言えばな、"S506XX(大戦モデル)"・"506XX(1st)"・"557(3rd)" 等のディテールを継承したヨーロッパ企画品番も存在しますが、それらのモデルよりも遥かに球数が少ない印象です。
もしかすると、オリジナルである "507XX" よりも見つからないかもしれません...。
ディテールに関しては細かな違いはあるものの、オリジナルとほぼ同様。
ウエストまでに留められた短丈・前立て部のプリーツとボックスステッチ・左右に配置された最も特徴的なフラップポケット・シンチバックが廃止されたサイドアジャスター仕様等、漢らしいディテールの数々は健在。
漢らしい佇まいではありますが、ユーロリーバイス特有の色味により、漢らしさの中にもどこか "上品" な印象を感じます。
内側には品質表示タグも欠損なく残っており、生産年・生産国の確認が出来ます。
生産国が "イタリア" というのも珍しいポイントかと。
チュニジア製の個体が多い印象ですので、イタリア製は珍しいかと思います。
デニムの色残りもかなりの濃紺。
袖先にアタリによる僅かな褪色はあるものの、色残り抜群の個体かと思います。
シンプルイズベスト。この様なジャケットは1着持っておくと必ず重宝します。
サラッと羽織るだけでも雰囲気抜群ですので、是非シンプルに着こなして頂きたいです。
サイズ表記は希少な "XL"
日本サイズで "XL ~ XXL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きめのサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと。
このサイズ感でオリジナルの "507XX" を購入するとなると、現実問題で中々難しいかと思います...。
褪色・生地特有のアタリ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
昨今特に価格の高騰が見られる "Euro Levi's"
その中でも滅多に市場に姿を現さない "507XX" タイプの個体は、大変希少かと思います。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
当ショップでも入荷の少ないアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。