推定90年代頃、SERAPHIN(セラファン)製『ジップアップ レザーブルゾン』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
SERAPHIN(セラファン)とは、1975年に創業者の "Henri-Georges Zaks(アンリ・ジョルジュ・ザックス)" によって、フランス・パリにて創業されたレザー専門のファクトリーブランド。
ナポレオンの時代に革なめし工と革工芸師がいた、フランスの "Quai de Valmy(ケドゥバルミー)" にある歴史的なワークショップで、伝統的な職人技を用いて運営されています。
現在は、パリの "Canal St. Martin(サル・マルタン運河)" 沿いで全て自社で製造しており、アトリエで働く74人の職人達によって、伝統的なレザーワークエリアで生産。
生産の約70%が自社ブランドの為であり、セラファンの総生産量は自社と第三者クライアントの為のものであることが示されています。
セラファンは、細部にまで拘ったフランスの職人技を特色とし、様々な異国の素材を最高の品質で仕上げることで知られています。
その品質は高く評価され、メゾンブランドの頂点に君臨する "HERMES" も、レザーウェア全般をセラファンに依頼する程ですので、そのクオリティの高さは言うまでもないでしょう。
そんなセラファンより、極上のレザー生地で仕立てられた、ジップアップブルゾンのご紹介です。
今まで見てきたセラファンの中で暫定No.1と言って良い程、個人的にはかなり好みな1着。
徹底的に拘り抜かれたフランス製の1着。
伝統的な職人技によって繰り出されるパターン・縫製、更には最高峰のレザー生地を使用した1着は極上の逸品です。
非常にシンプル且つ簡素なディテールの1着となり、より生地の良さが際立つ当個体。
他のブランドとは一線を画す、只者ならぬ雰囲気を放っています。
漢臭くなりがちなデザイン性ですが、セラファンらしい意匠や上質なレザーの質感も相まって、漢らしさよりも上品さが先行する印象。
大人の装いにピッタリな、上品なレザーブルゾンというイメージです。
首を覆い隠せる様な大きな襟・左胸部のみに配置されたジップポケット・ウエスト部に配置されたハンドウォーマーポケット等、無駄の無いシンプル且つ実用的なディテール。
襟部分のファーカラーは、内側のジップファスナーによって着脱が可能ですので、ご着用時の気分によって是非変えてお楽しみ下さい。
重厚感漂うブラックレザーを中和するという意味合いでも、個人的にはファーカラーを付けた状態の方が、バランスが良く格好良いかと思います。
前合わせは、ジップファスナーによるジップアップ式を採用。
ジップスライダーには "riri" 社製ジップが採用されています。
首元内側には、1990年代頃の個体で見られるブランドタグが付属。
また、袖口・裾にはリブ編みが施されており、フィット感が高く、シルエットも美しく保ってくれる事でしょう。
生地には恐らく "Deerskin(ディアスキン)" を使用。
ディアスキン(牝鹿革)とは、牝鹿から作られる革。
軽く丈夫で通気性に優れた革質で、鹿革の中でも特に肌触り・柔軟性に優れている事から "レザーのカシミア" と呼ばれる程の高級皮革となります。
本革という事を疑う様な軽さ・柔らかさを持ち合わせており、非常に軽やかでノンストレスの着心地を実現しています。
レザーアイテムは革質が硬く敬遠されている方が多くいるかと思いますが、当個体に関してはその心配は無用です。
裏地はキルティング生地で仕立てられていますので、保温性も抜群。
春秋のみならず、中を着込んで頂ければ冬でもご着用が可能かと。
シンプルで一生使える上質なレザーアイテムをお探しの方にはピッタリな逸品です。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・毛抜け等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
エルメスも認める最高級レザーファクトリーブランド "SERAPHIN"。
正に "一生モノ" のレザージャケットに相応しいクオリティを生み出す、セラファンの魅力を存分にお楽しみ下さい。
流行り廃りのない上質なレザーアイテムをお探しの方がいましたら、是非とも当ブランドの最高峰レザーアイテムをお見逃しなく。