推定90年代頃、Barbour(バブアー)製『エンデュランス』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
更にデッドストックでの入荷となります。
3クレストの個体ではありますが、その球数の少なさはヴィンテージバブアーの中でもトップクラスであるエンデュランス。
ヴィンテージバブアー随一の、オイルを使用していないモデルとしても有名でしょう。
1990年代に38サイズを最小サイズとして発売されたモデルですが、当時の定価が超高額だったことにより、殆ど売れずに僅か2年程で廃盤となってしまった幻のモデル。
その様な背景もあり、現存する球数も少ないのかと思います。
エンデュランス最大の特徴と言えばやはり、希少ファブリックである "Ventile(ベンタイル)" を贅沢に使用している所。
ベンタイルとは、世界最長レベルの綿繊維を使用し、超高密度に織り上げた100%コットンの天然繊維。
"コットン生地のロールスロイス" とも言われる程の超高級生地。
その歴史は深く、第二次世界大戦時にイギリスが軍服用として、イギリスのランカシャー州にあるファブリックメーカーによって開発された生地となります。
当時、海に操縦士が落ちた際、数分で寿命が尽きてしまう所、ベンタイル生地を使用した軍服を着用した際に、寿命を20分以上にまで伸ばしたとされています。
では何故、ほんの数分で寿命が尽きてしまう所を伸ばすことができたのでしょうか。
それはベンタイル生地最大の特徴である、『防水性・防風性・浸透性』にあります。
水の分子が繊維と繊維の隙間を通れない程に最高密度に織り上げられている為、水を通さず弾く防水性。
強風が吹いた際でも繊維の隙間を通り抜けられない、完全防寒の防風性。
体内に篭った熱の蒸気を外に放出できる、浸透性。
通常のコットンを使用したアイテムとは、全てにおいて別格のベンタイルファブリック。
惜しみなく手間を掛けて織り上げている生地ですので、価格も通常のコットンとは比べ物にならない程に高額となります。
そんな高級生地を使用している贅沢な1着ですので、その希少性は言うまでもないでしょう。
希少生地を使用してはいますが、ディテールは至ってバブアーらしくシンプル。
襟部分はコーデュロイ生地を採用・前合わせはジップとボタンの比翼式・中部に取り付けられたハンドウォームポケット・下部に取り付けられたフラップ付きの大きなポケット・背面にはアクションプリーツが施されています。
ウエスト部分にはドローコードも付属している為、シルエットの調整も可能となっています。
カラーもオイルドクロスを使用したセージグリーンとは少し異なる、ベンタイルコットンならではの深いセージグリーンが渋く、大人で上品な装い。
オイルドクロスとは異なり、撥水性が落ちることも少なくベタつくこともないので、オイルドクロスが苦手でバブアーを敬遠されてきた方でもご着用出来る、数少ないヴィンテージバブアーのモデルかと思います。
サイズ表記 "44" と大きめのサイズとなりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用可能かと思います。
ジャストサイズでご着用されるのは勿論、今っぽくオーバーサイズでガバッと羽織っていただくのも格好良いかと思います。
状態もデッドストックですので申し分なく、綺麗なアイテムをお探しの方にもお勧めです。
当時別売りだったフードが付属するという点も嬉しいですね。
このコンディションでエンデュランスが市場に出ることはほぼ無いかと思います...。
滅多に市場に流通しない希少なアーカイブアイテム。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとして保管しておくのも良いかと思います。
当ショップでも初入荷となるエンデュランス、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。