推定1996年製、『ムービープリントTシャツ "インデペンデンス・デイ"』になります。
コピーライトは1996年。
袖はシングルステッチ・裾はダブルステッチ。
バンドTシャツを筆頭に、近年特に熱が高い "Vintage T-shirt"
その人気はバンドTシャツのみならず、ムービー・アニメ・ゲーム・アート・企業等のプリントが施されたヴィンテージTシャツも高騰しています。
今回ご紹介するのは、1996年にアメリカにて製作・上映されたSF映画 "Independence Day" のプリントが施された1着。
本作には、多くのSF映画やパニック映画へのオマージュが見られ、特にストーリーはH・G・ウェルズの『宇宙戦争』からの引き写しと言える様なものですが、『宇宙戦争』の宇宙人は地球人の思惑と無関係に細菌によって敗北するのに対して、インデペンデンス・デイの宇宙人は、地球人の意図的なコンピューター・ウイルス攻撃によって敗北するといった違いがあります。
"Independence Day" と言えばな、公式映画ポスターにも採用されているメインビジュアルがプリントされた1着。
経年変化よりプリントも掠れており、ヴィンテージらしい雰囲気に仕上がっています。
プリント下部には、"1996年のコピーライト(©️)" の表記も確認出来ます。
首元には、"The Wonder Projects Co." のタグが付きます。
調べても情報が出てこないので詳細は不明ですが、当時ムービーTシャツを生産していた会社だったのでしょうか。
生産国の確認が出来ませんので断言は出来ませんが、90年代製という点を加味しても "アメリカ製" の1着ではないかと推測されます。
1980年代の『カリブ海流域イニシアチブ』の制定をきっかけに、Tシャツの製造地がアメリカから人件費の安いカリブ海諸島へと徐々に移行していきました。
更に1994年には『北米自由貿易協定』が発行された事により、アメリカ国外での生産が強くなっていきます。
そういった背景を含め希少となり、また "Made in U.S.A" は1990年代までに生産された証でもあるので、ヴィンテージ好きな方でしたら拘りたいポイントなのかもしれません。
袖シングルステッチ・裾ダブルステッチを採用。
1990年中頃までは縫い目が1列の "シングルステッチ" が多用されており、1990年中頃以降は縫い目が2列の "ダブルステッチ" へと移行しました。
当個体については、1990年中頃〜1990年中頃以降の移行期間中に僅かな個体のみ見られる、シングルステッチとダブルステッチの両方を採用したミックス仕様の個体となり、珍ディテールという事からも一定の価値が見出されています。
素材の表記確認が出来ませんので断言は出来ませんが、生地感からも恐らく "コットン100%" が使用されているかと。
1970年代中頃から "コットンポリ混紡" 生地が出始め、1990年以降から "コットン100%" を使用したTシャツが流通するようになったと言われています。
生地には "コットンポリ混紡・コットン100%" とがありますが、コットン100%の方が色落ちの風合いが良い為、ヴィンテージの雰囲気がお好きな方や天然繊維に拘りがある方にはお勧めします。
今っぽくオーバーサイズで着用するのも良いですし、逆にジャストサイズで綺麗めに大人っぽく着用するのもアリかと思います。
勿論夏場に1枚で着用するのも良いですが、春秋にスラックスにタックインをして、テーラードジャケットの様なフォーマルなジャケットのインナーとしてご着用頂けると、玄人感溢れるスタイリングに仕上がるかと思いますのでお勧めです。
サイズ表記は "L"
ヴィンテージTシャツの中で最も需要の高いゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
汚れ・擦れ・ステッチ飛び等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
近年特に人気の高い "ムービーTシャツ"
映画自体評価されている個体・グッドデザインの個体は、ヴィンテージTシャツ好きでしたら常にお探しなのではないでしょうか。
人気の高いヴィンテージTシャツは年々高騰しており、今後益々高騰することは確実かと思いますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。