1994SS、STONE ISLAND(ストーンアイランド)製『ガーメントダイ ダブルブレスト コットンジャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
STONE ISLAND(ストーンアイランド)とは、1982年にイタリアモデナ郊外のラヴァリーノで、伝説的デザイナーである "Massimo Osti(マッシモ・オスティ)" によって創設されたファッションブランド。
機能性・デザイン性を両立する、スポーツウェアを中心としたコレクションを数多く展開しています。
創業当初からミリタリーウェアの機能性・デザイン性に注目し、それらを "ファッションアイテム" として誰よりも早く昇華させました。
1989年には温度によって色が変化する、"Ice Jacket(アイスジャケット)" を開発し世界的に注目を浴びました。
ステンレススチールやブロンズといった規格外の素材を採用し、常に最新のスタイルを提唱しています。
またストーンアイランドの代名詞と言えば、"Garment Dye(ガーメントダイ)" でしょう。
ガーメントダイとは、1970年代初めにマッシモ・オスティ氏とC.P. Companyの仲間達が初めて生み出した染色プロセスに与えられた名称。
通常、事前に染色を施した布地を使用してウェアは仕立てられますが、当プロセスでは白や未染色の布地を使用し、ウェアを完全に仕立てた後に最終段階として染色が行われます。
長年の研究によって誕生した "60,000色" にも及ぶ染色技術は、他ブランドを寄せ付けない圧倒的な技術となります。
更に異なる組成を同時に染色し、それぞれの組成に別々の化学的アプローチを働きかけることで "トーン・オン・トーン" の印象的なカラーに染め上げる "Double Dye in a Single Bath" という手法を駆使しました。
この手法によってマッシモ・オスティは更に注目を集める事となります。
他にもマッシモ・オスティが手掛けるブランドとして有名なのが、『C.P.Company(シーピーカンパニー)』・『Boneville(ボネヴィル)』・『Left Hand(レフトハンド)』が挙げられます。
そんなストーンアイランドより、世界初の染色技術である "ガーメントダイ" が施され、1994SSにリリースされた1着のご紹介です。
1990年代頃まで採用されていた、アーカイブアイテムの代名詞とされる "Green Edge(グリーンエッジ)" のディテールが見られる、ウインドローズパッチが付属。
グリーンエッジとは、バッチの外枠がグリーンカラーで施されており、市場では高値で取引されている希少な物となります。
採用されているコットン生地に、先述にもあった世界初の染色技術である "ガーメントダイ" を施すことによって、色の深み・鮮やかさが際立ち、素材そのものの特徴が最大限引き出されています。
ガーメントダイを施したアイテムを初めて身に着けてみると、神秘的な力によって美しさを増しているような印象を受けることでしょう。
言葉では表現し難い、鮮やかさ・存在感を放っています。
圧倒的な存在感を放つガーメントダイに加え、ミリタリーアイテムの様な存在感あるデザインが目を惹く1着。
ミリタリー・ワークウェアにも通ずるダブルブレスト仕様に、中部に配置されたスナップボタン留め仕様のフラップポケットのディテールは、シンプルながらもインパクトのある佇まいに。
袖口には調整可能なボタン付きのタブが付属しており、フィット感を自在に調整出来る仕様となっています。
襟にはチンストラップも付属していますので、襟を立ててのご着用も可能です。
襟を立てて着用したその雰囲気は、何にも変えられない、只者ならぬ雰囲気を纏うことが出来るでしょう。
前合わせは、ボタン留めによる開閉式を採用。
カラーは、ややピンクがかったレッドカラー。
ガーメントダイによる微妙な色ムラやグラデーションが、ジャケット全体に奥行きと立体感を与えており、光の加減によって様々な表情を見せてくれます。
正にストーンアイランドらしい染色が成された1着で、ストーンアイランドでしか体感出来ない1着でもあるかと。
個人的には、左袖のウインドローズパッチは外し、サラッとシンプルに羽織って頂くくらいが格好良いかと思います。
また当個体は、お探しの方も多いであろう "イタリア製" の個体。
2000年代頃になると本国イタリア製ではなくなってしまう個体も多くありますので、イタリア製に拘る方にはお勧めです。
サイズ表記は "L"
日本サイズで "XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
変色・擦れ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
今回ご紹介する1着は、マッシモ・オスティ本人がデザインを手掛けた、所謂 "オスティ期" の大変希少な個体。
他のブランドでは見る事が出来ない、本人期のアイテムの数々は、唯一無二の逸品と言えるでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
ストーンアイランドがお好きなコレクターの方でしたら垂涎の逸品かと思いますので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく。