推定2000年代頃、Aquascutum(アクアスキュータム)製『クラブチェック リバーシブルハリントンジャケット』になります。
Aquascutum(アクアスキュータム)とは、1851年にイギリス・ロンドンにて、テーラー兼起業家である "John Emary(ジョン・エマリー)" によって設立されたブランド。
1853年には、最初の防水ウールを開発する事に成功し、その発見を特許化してから会社の名前を "Aquascutum(ラテン語で『水の盾』を意味する)" に変更しました。
創業当時の上流階級の紳士達の雨の装いは、ケープを何重にも重ねたオーバーコートが主流だったので、アクアスキュータムが開発した革新的な生地は瞬く間に注文が殺到したそう。
アクアスキュータムは、特に防水性に優れたトレンチコートで知られています。
1914年には、第一次世界大戦と第二次世界大戦で英国軍に使用される為に開発されたトレンチコートは、その防水性と信頼性の高い耐久性で兵士から高い評価を受けました。
この実用性と卓越したスタイルにより、トレンチコートはその後すぐに英国ファッションの不可欠な一部となりました。
1950年代には、テキスタイル分野で重要な時期を迎えました。
1959年には "Aqua 5" と呼ばれる防水布を導入し、ドライクリーニング後の再防水処理の必要がなくなり、アクアスキュータムに世界的な称賛を称賛を齎す事に。
アクアスキュータムはその長い歴史を通じて、英国の伝統的な優れた味を象徴するブランドとして、またテキスタイル分野での技術的成果においても注目されてきました。
そんな英国紳士御用達のアクアスキュータムより、ブランド特有のチェック柄をあしらった、現代でも根強い人気を誇る "ハリントンジャケット" のご紹介となります。
当個体最大の特徴は、ブランドの象徴とも言える『クラブチェック』と、無地ベージュの両面で着用出来る "リバーシブル仕様" である事でしょう。
その日のスタイルや気分に応じて着こなしの表情を自在に変えられる、正に一粒で二度美味しいデザインです。
表面は、"ブラウン・ネイビー・エクリュ" が交差するアクアスキュータム特有のクラブチェック。
トラッドな雰囲気を纏いながらも、ポケットのファスナー仕様やモダンなシルエットでどこかスポーティな印象も持ち合わせています。
一方、裏面はシンプルな無地ベージュ。
胸元にフラップポケットが施されており、落ち着いた大人の装いにもフィットする仕上がり。
袖口や裾に施されたギャザーとボタンカフスが、クラシカルなハリントンらしさを残しつつも、機能性とフィット感を両立させています。
また、ブランドロゴの刻印入りボタンや、重厚感のあるジップスライダー等、細部にまで宿る丁寧な作り込みは老舗ブランドならではの拘りが感じられます。
前合わせは、ジップファスナーによるジップアップ式。
ジップスライダーには、無刻印ジップが採用されています。
表地には "コットン100%" 生地を採用しており、経年変化によって、天然繊維特有の風合いを感じられるのも嬉しいポイントですね。
着用シーズンを選ばない生地感となっていますので、通年お使い頂ける1着かと思います。
また、裏地には "ポリエステル × コットン" の混紡生地を採用。
ポリエステルの高い耐久性と速乾性に、コットンの優しい肌当たりが加わる事で、しなやかで扱いやすい一枚に仕上がっています。
シワになりにくく、デイリーユースにも適した実用性の高い素材です。
サイズ表記は "M"
日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
傷・擦れ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
英国を代表するブランドでもある "Aquascutum"
ブランドの歴史とアイデンティティを感じられるクラブチェックを纏いながら、ベーシックで万能なベージュ面も楽しめるこのリバーシブル仕様は、まさにアクアスキュータムならではの完成度。
トラッド・ミリタリー・ストリート、どんなテイストにも溶け込みながら、知的な印象を演出してくれる稀有なジャケットです。
機能性とデザイン性を両立し、英国の伝統と現代の感性が共存する秀逸なプロダクト。
1着で2役を担えるリバーシブルジャケットをお探しの方、この名門ブランドの逸品を是非お見逃しなく。