【~30’s】French Vintage Brown Corduroy Lapel Work Jacket

推定30年代、フランス製『ブラウンコーデュロイ ラペルワークジャケット』になります。

フレンチヴィンテージスタイルに欠かせない存在である "Work Jacket（ワークジャケット）"

当時のフランスの炭鉱・工場・農場等で働く人々の "労働着" として数多く普及していたとされています。
ファブリックも様々確認出来ており、コットンツイル生地・モールスキン生地・コットンピケ生地・コーデュロイ生地・ウール生地等、働く労働環境や時代背景によって多種多様。

当個体に関しては、フレンチワークの定番 "コーデュロイ生地" を使用した1着。
コーデュロイ生地の中でも最もベーシックと言って良い、ブラウンカラーのコーデュロイ生地を使用して仕立てられています。

しかし当個体に使用されているコーデュロイ生地は他とは多少異なり、太畝・細畝が交互になっている様にも見え、コーデュロイの凹凸がよりハッキリと表れてる生地感です。
明らかに他のコーデュロイ生地とは一線を画す、只者ならぬ存在感を感じます。

コットンやピケと比較すると厚手の生地となっていますので、使える季節が限られてはしまうものの、秋冬に活躍する事は間違いないでしょう。

フレンチワークアイテムに多い、ブラック系・ブルー系・インディゴ系のアイテムとの相性は、言わずとも相性抜群。

通常多く出回っているワークジャケットとなると、ラウンドカラー・片胸ポケット・裾に左右1つずつの合計3つポケットから成る、所謂カバーオールタイプが主流になるかと思います。

しかし当個体に関しては、通常のカバーオールタイプよりも希少とされている、ラペルカラータイプの1着。

フロント3つボタン・片胸のみに付くパッチポケット・ウエスト部には左右1つずつに付くフラップパッチポケット等、シンプル且つ簡素なディテール。

裏地は恐らくウール生地で仕立てられており、"Black Chambray"・"Salt & Pepper" を感じさせる、フレンチらしい生地が使用されています。
表地の重厚感漂うコーデュロイ生地と、裏地のクラシカルなストライプ柄とのバランスが丁度良い塩梅で、ワークウェアながらもシックで上品な印象です。

シルエットも裾広がりなAラインシルエットですので、着用した際のシルエットの良さはピカイチ。

テーラードジャケットの様な上品さも兼ね備えた1着になりますので、カジュアルのみならず、フォーマルなスタイリングにも最適な万能アイテムかと思います。
良い意味でワークウェアには見えない1着ではないでしょうか。

サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M" 程度に該当するかと思います。

実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。

生地特有のアタリ・擦れ・ほつれ・リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと。

当ショップでも入荷の少ない、ラペルカラータイプのワークジャケット。
カバーオールタイプよりも球数が少なく希少とされていますので、お探しの方も多いのではないでしょうか。

フレンチワークウェアを代表するような1着となりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。