推定40年代、Filson(フィルソン)製『マッキノー クルーザージャケット』になります。
Filson(フィルソン)とは、1897年に創業者である "CLINTON C.FILSON(クリントン・C・フィルソン)" 氏によって、アメリカワシントン州のシアトルにて創業されました。
『MIGHT AS WELL HAVE THE BEST(どうせ持つなら最上級のものを)』をコンセプトに、ゴールドラッシュの労働者の為にウェアの生産を開始。
上質な天然素材を用いタフさが追求されたプロダクトは、アメリカの森林警備隊・ロガー・ハンター・冒険家等の過酷な環境下で活動する人々から絶大な信頼を得ています。
1人の人間が1枚の商品を最後まで仕上げる生産方式、特にウールを使用する商品においては、原毛の刈り取りから製品に仕上げるまで2年以上かける頑固さ。
約120年の歴史を持つフィルソンですが、現在も "MADE IN U.S.A." を貫き、その妥協を知らない当初と変わらない姿勢こそ、コンセプトを貫いている真髄と言えましょう。
そんなフィルソンより、古くから人気を集めるフィルソンのフラグシップモデルとも言える "マッキノークルーザージャケット" のご紹介です。
1914年に創業者であるCLINTON C.FILSONが自ら開発し、特許を取得した森林作業員用のウールコート。
あまりの人気と認知度で、"森のタキシード" とも呼ばれていたそう。
ボタンフロントのミドル丈・計4つのフラップポケットが最も特徴的なデザイン。
下部ポケットはハンドウォームポケットを兼ねた2WAY仕様、左胸にはペンやライトを挿す為のユーティリティスロットを配置。
背面には大容量のスナップボタン式のクルーザーポケットを有しており、優れた収納性も実現しています。
先述にもある通り、生地にも相当な拘りがあるフィルソン。
マッキノーウールと呼ばれるウール生地は、上質なバージンウールのみを100%使用した26オンスウール生地から仕立てられています。(近年物は24オンスのウール生地を使用しているそう。)
重厚且つしなやか、クラシカルな生地ではありながらも、保温性・耐風性・撥水性・耐久性に富んでいます。
"質実剛健" と言った言葉がピッタリなリアルアウトドアコートと言って間違いないでしょう。
更に当個体に関しては、40年代頃に付く『初期ひし形タグ』を有している希少性の高い1着となります。
お好きな方はこのタグで探されている方も多いのではないでしょうか。
サイズ感は大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用いただけるかと思います。
小柄な体型の方がガバッと大きめに羽織っても様になるかと思いますので、幅広い体型の方にハマる1着かと。
汚れ・小穴等の使用感はありますが、年代を考慮しても大変綺麗なコンディションで残っているかと思います。
勿論、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
今なおコンセプトを守り続け120年の歴史を持つ、フィルソン。
大量生産が当たり前になりつつある昨今、このようなブランドが存続している事自体奇跡に近く、それを今後も守っていかなければならないのではないでしょうか。
流行り廃りが無く、カジュアル・フォーマルスタイルのどちらにでも適応できる万能な1着ということは間違いないでしょう。
特に年代の古いクルーザージャケットは滅多にお目にかかれないかと思いますので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく。