推定40年代頃、フランスレジスタンス(French Resistance)『コットンキャンバス ファーラインド ウィンターベスト』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
French Resistance(フランスレジスタンス)とは、第二次世界大戦中にフランスでナチス占領と対独協力者の "ヴィシー政権" と戦った集団及び抵抗運動。
レジスタンスは、多様な政治的背景を持つグループから構成されていました。
主な組織には、共産主義者による『フランス国内軍(FFI)』や、シャルル・ド・ゴール将軍がロンドンで組織した『自由フランス』等があります。
これらの組織は、時に協力し、時に対立しながらも、共通の敵であるナチス・ドイツに立ち向かったとされています。
レジスタンスの活動は多岐に亘り、情報収集と伝達・サボタージュ・プロパガンダ・ユダヤ人や捕虜の救出・武装闘争等を行なっていました。
ヴィシー政権に対抗したフランス国内外の抵抗運動は、ドイツの支配を弱体化させ、フランスの解放に重要な役割を果たしたと言われています。
特に、1944年8月のパリ解放では、レジスタンスが主導的な役割を果たしました。
そんなフランスレジスタンスより、組織の参加者が冬季に着用していた "Cotton Canvas Fur Lined Winter Vest" のご紹介です。
フロントボタン4つ・裾部に配置された小ぶりなポケットのみという、非常にシンプル且つ簡素なディテール。
ボタンタブのボタンホールが全て "手縫い" というのも、ヴィンテージ好きにとっては堪らないディテールではないでしょうか。
シェルには、"コットン100%" 生地を採用しており、経年変化によって、天然繊維特有の風合いを感じられるのも嬉しいポイント。
また、太番手の糸で編まれたキャンバス生地となりますので、耐久性・水濡れにも強く、着込んでいった際のエイジングも大きな魅力ではないでしょうか。
既にキャンバス地特有のアタリも僅かに見られますので、ヴィンテージらしい雰囲気も感じて頂けるかと思います。
コットンキャンバス生地と聞くと、硬く着づらい印象を持つ方が多いかと思いますが、当個体に関しては経年によって生地自体が柔らかくなっていますので、ノンストレスでご着用頂けるかと思います。
また、ライニングには "Real Fur(天然ファー)" を採用。
Real Fur(天然ファー)は、動物の毛皮から作られた素材となり、主に動物の皮膚に生えている毛をそのまま利用したり、加工したりして作られています。
天然ファーは保温性が高く、豪華で上質な印象を与えることが多い為、高級な衣服に使用されることが一般的です。
現代では考えられない程に贅沢な生地を使用して仕立てられているのは、モノづくりに拘ったこの年代だからこそです。
希少性だけでなく、ファッションアイテムとしての視点で見た時にも、非常に格好良い1着かと思いますので、是非とも気兼ね無く着用して頂きたいです。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・リペア跡・ボタンの付け替え・毛抜け等、全体的に使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内外問わず滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。