1956年支給、フランス軍『M52 チノトラウザーズ』になります。
フランス軍(Armée française)とは、フランス共和国の正規軍であり、主に陸軍(Armée de Terre)・海軍(Marine nationale)・空軍および宇宙軍(Armée de l'Air et de l’Espace)・国家憲兵隊(Gendarmerie nationale)から成り立っています。
この中で狭義の『フランス陸軍(Armée de Terre)』は、最も古い伝統を持ち、その起源は中世カペー朝時代にまで遡る事が出来ますが、近代的な国家軍としての体制は、フランス革命(1789年)以降に確立しました。
第一次世界大戦では、フランス陸軍は連合国側の主力として戦い、多大な犠牲を払いながらも勝利に貢献。
続く第二次世界大戦では、1940年のドイツ軍による電撃戦で敗北し、ヴィシー政権下では一部の軍がドイツの管理下に置かれましたが、一方で "自由フランス軍(Forces françaises libres)" がシャルル・ド・ゴールの指導の下、連合国と共に活動しました。
第二次大戦後、1946年に第四共和政が成立すると共にフランス軍は再編され、植民地戦争(インドシナ戦争・アルジェリア戦争など)に従軍。
その経験は冷戦下の軍事ドクトリンにも影響を与えました。
現在のフランス軍は、欧州連合・NATO・国連の枠組みを通じて、国際安全保障の主要な担い手としての地位を維持しており、特にサヘル地域での対テロ作戦(オペレーション・バルカン)や、空母『シャルル・ド・ゴール』などを基軸とする外征能力によって、グローバルな軍事行動を展開しています。
そんなフランス軍より、不朽の銘品である "M52 Chino Trousers" のご紹介です。
大きく分けて『前期タイプ』・『後期タイプ』とありますが、当個体は "後期タイプ" となります。
フロントはワンタック仕様で、ウエストからゆったりとした腰周りを描きつつ、裾にかけて僅かにテーパードを効かせた美しいシルエットが魅力的。
立体感あるパターンメイクが特徴で、着用時のフォルムにも品格を与えてくれます。
背面には、後期型特有のフラップ付きポケットを配置。
前期型に見られるループ留め仕様とは異なり、より完成度の高いディテールが落とし込まれています。
フロントのボタンフライには当時らしい厚みのあるボタンが用いられており、武骨さとクラシックな風合いを同時に楽しめる設計に。
生地には、ハリのあるコットンチノ素材を採用。
洗い込む事で生まれる柔らかさと、表面のアタリ・経年変化を楽しめるヴィンテージらしい素材感が魅力です。
乾いたタッチのベージュカラーは、フレンチミリタリー特有の上品さを醸し出します。
デニム感覚でカジュアルに穿くのは勿論、テーラードジャケットやシャツと合わせたクラシックなミックススタイルにも好相性。
現代ファッションにもスムーズに溶け込む普遍的なデザインが、ワードローブの定番として末永く愛用出来る事でしょう。
サイズ表記は "21"
日本サイズで "S ~ M" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても小さめのサイズ感となりますので、小柄な体型の方でしたら問題なくご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
変色・汚れ・裾上げ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージ見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
フランス軍のアイテムを語る上で欠かせない、銘品 "M52 Chino Trousers"
ヴィンテージという垣根を超え、初心者の方から玄人の方まで楽しめる、万能な1本という事は今更言うまでもないでしょう。
同サイズのストックとして、既に別サイズを持っていて違うサイズ感でご着用したい方、初めてM52に挑戦したい方等、様々な方にお楽しみ頂ける1本かと思います。
当ショップでも入荷の少ないアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会に是非。