推定50年代、ドイツ製『グリーンコットン ワークコート』になります。
珍しいドイツ製のワークコートのご紹介です。
ドイツ製というだけでも珍しさはありますが、ディテール・生地共に申し分ない1着となります。
時間・労働着を超越したエレガンスの象徴と言っても過言ではない、只者ならぬ雰囲気を放つ当個体。
まるで昔話を囁くかのように、その風格ある佇まいが過ぎ去った時代の物語を語りかけてくれるようです。
古き良き時代の細部に亘る丁寧な作りは、着用する人に尊厳を与え、色褪せた色合いは、このコートが見届けてきた物語の証と言えましょう。
鋭利な燕襟・上詰めされたフロントボタン・背面のマルタンガル・裾部に配置されたパッチポケット等、シンプルながらも印象付けられる数々のディテールは非常に美しいです。
更にフロントボタン部分に施された別生地のパッチワークは、このコートに独自の個性をもたらし、他にはない独創性を演出。
物を大切にするという原点を教えてくれている様な雰囲気がヒシヒシと当個体から伝わります。
随所に見られる、黒ずんだ油汚れ一つ一つにさえ物語が宿っている様にも感じます。
油仕事に従事していた方なのでしょうか。色々と想像が膨らみますね。
かつてこのコートを纏った人々の日々の営み・働き・そして生きた証です。
街角の灯りの下、遅くまで働く人々の静かな語らい、機械の轟音の中で一息つく時のほっとする瞬間、それらがこのコートに刻まれている様にも感じます。
生地には平織りの "コットン生地" を採用。
生地特有のハリ感は残しつつ、愛情を込めて摩耗させた様な柔らかさを誇り、時間の愛撫によってのみ与えられる独特の風合いに仕上がっています。
カラーは、ワークウェアでは珍しいグリーンカラー。
元々は恐らく深いグリーンカラーを宿していたこのコートは、時間の流れと共に熟成し、その色彩は繊細なパステルトーンへと変貌を遂げたのでしょう。
このコートが持つ独特の色合いは、経年によるものであり、それを作り出すことは二度と出来ません。
どの個体にも通じますが、それが "ヴィンテージ" が持つ最大の魅力でしょう。
シルエットも裾広がりなAラインシルエットですので、着用した際のシルエットの良さはピカイチ。
袖も前振りの立体的な仕立て方がされていますので、ワークウェアではありながらもテーラードジャケットの様な上品な装いも感じます。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
生地特有のアタリ・汚れ・擦れ・リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
1着から様々な "物語" を感じられる、ヴィンテージでしか味わえない体験。
コートを纏い、あなた自身の物語をこの上に加えて頂けたら、あなたの個性と共により一層輝きを増すことでしょう。
当ショップでも入荷の少ないドイツ製の希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。