【~80's】French Air Force Pilot Leather Jacket Size.48 "Civilian Type"

推定80年代頃、フランス空軍（民間品）『パイロットレザージャケット』になります。

こちらも説明不要な名作ですね。

マルタン・マルジェラのレプリカラインでデザインソースにもなった当モデル。
その他にも様々なブランドがサンプリングをしているということもあり、その作りは言わずもがな一級品です。

フランス空軍のパイロットジャケットの特徴でもある、深いネイビーカラーがとても美しいです。
他のレザージャケットでは見られない、唯一無二のカラーかと思います。

生地には "Goat Skin（ゴートスキン）" を贅沢に使用。

ゴートスキン（山羊革）とは、大人の山羊から作られる革。
牛革を上回る強度を持っているにも関わらず、革の厚みは半分以下で非常に軽量な革となっており、繊維密度も高く頑丈。
強靱性がありながらも、革自体は柔らかく、伸縮性にも優れています。

レザーは硬くて着辛いという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、元々の革質且つ、経年によっても柔らかくなっていますので、苦手な方でも問題なくご着用頂けるかと。

ジップスライダーには "YKK" 社製ジップを採用。
当個体はダブルジップ式が採用されていますので、様々な着方が出来るのも嬉しいですね。

裏地にはナイロンのライニング・左胸ポケット・左袖のシガーポケット等、ミリタリーらしさが満載のディテールが目を惹きます。

アームホール・身幅共に、ゆったりとゆとりのある仕立てとなっていますので、冬の寒い時期でもしっかりと着込んで着用することができるのも嬉しいポイント。

シンプルなデザインの定番アイテムになりますので、どのようなスタイリングにも合わせることができる万能アイテムなのは間違いないでしょう。

YKKジップが採用されている点・首元と内側のタグ等を見ても、恐らく民間品に当たる個体かと推測されます。

しかしながら、ベイルアウト（緊急脱出）の際に着用するオレンジカラーのレスキューベストを収納したジップポケットが付属する点は、官給品と同様のディテールとなります。

民間品だからといって手が抜かれている訳ではなく、官給品で使用されてる革質と極似という観点からも、かなり精巧に生産された1着という事が伺えます。
品質的にはどちらも殆ど変わらない物となりますので、官給品に絶対的な拘りがある方を除いては、比較的安価で手に入る民間品でもお勧めできるクオリティとなっています。

サイズ表記は "48"
日本サイズで "XL" 程度に該当するかと思います。

実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
オーバーサイズで着用しても様になる1着かと思いますので、小柄な体型の方がガバッと大きめに着用しても格好良いかと。

色斑・生地特有の擦れ・小穴等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。

フレンチミリタリーの代表格と言っても過言ではないアイテムの1つである "Pilot Leather Jacket"
官給品・民間品問わず、昨今特に価格の高騰が著しく見られるアイテムかと思いますので、サイズ・コンディション共に納得のいく個体が見つかった時は買い時かと。

フレンチヴィンテージの大定番アイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会に是非いかがでしょうか。