推定80年代頃、CLAUDE MONTANA(クロードモンタナ)製『ラグランスリーブ ジップアップ スエードレザージャケット』になります。
CLAUDE MONTANA(クロードモンタナ)とは、フランス出身のファッションデザイナーである "Claude Montana(クロード・モンタナ)" が、自身の名を冠して1979年にスタートしたブランド。
彼のデビューは、力強くかつ先鋭的なデザインでファッション業界に衝撃を与えました。
肩を強調した大胆なシルエットや、ボディラインを引き締める様なシャープなカッティングが特徴で、『パワースーツ』の流行を牽引。
クロード・モンタナのデザインは、ビビッドな色遣い・幾何学的なライン・上質な素材使いに拘りを持ち、どこかアバンギャルドな雰囲気も感じられます。
また、彼の作品は非常にエレガントでありながらも力強く、1980年代の女性の社会進出やジェンダー観の変化を反映した彼のデザインは、ファッション界のみならず、文化的な象徴ともなりました。
独自のスタイルでファッション業界をリードし、多くのファッション批評家や顧客に高く評価されたそう。
彼のデザインは瞬く間にファッション業界を席巻し、『パワードレッシング』の代名詞となります。
1990年代に入ると、彼は更に高級な路線を追求し、特に1992年から1993年にかけてフランスの老舗ファッションブランドである "Lanvin(ランバン)"のクリエイティブ・ディレクターに就任。
彼のランバンでのコレクションは、批評家からは評価されましたが、商業的には期待した成果を上げられず、契約は短期間で終了してしまいます。
1990年代後半に入ると、ファッション業界のトレンドがシンプルでミニマルな方向にシフトした事や、経済的な問題もあり、ブランドの勢いは徐々に失われていきました。
2000年代初頭には、ブランドは実質的な終了に。
クロード・モンタナは現在でもファッション史に残るデザイナーとして称賛されています。
1980年代の象徴的なスタイルとして再評価されており、彼の作品はアートピースの様に扱われています。
そんなクロードモンタナより、スエードレザー生地で仕立てられた、ジップアップジャケットのご紹介です。
右肩部のみに施された "ボタニカルエンブロイ" が目を惹き、クロードモンタナを象徴とする独特なショルダーラインが特徴的な1着。
また、エンブロイの一部や襟裏等では、表革での切替しデザインも見られ、彼が得意とする上質な素材使いを感じられる逸品となっています。
前合わせは、ジップファスナーによるジップアップ式を採用。
ジップスライダーには "ECLAIR" 社製ジップが採用されています。
首元内側には、1980年代頃の個体で見られるブランドタグが付属。
タグ内に "Made in France(Paris)" の表記が見られる点から、当個体は本国フランスにて生産された1着となります。
生地は、裏革である "Suede Leather(スエードレザー)" で仕立てられています。
スエードレザーとは、小型動物の床面(革の裏面)を擦り短く起毛させた革。
他の革よりも柔らかくしなやかではありますが、デリケートな生産プロセスの為、他の革よりも高価となる傾向があります。
本革という事を疑う様な軽さ・柔らかさを持ち合わせており、非常に軽やかでノンストレスの着心地を実現しています。
カラーは、やや黄色がかった "イエローベージュ" カラー。
ファッションアイテムに最適な、柔らかさと上品さを兼ね備えたカラーで、肌馴染みが良く、コーディネートに温もりをプラスしてくれるかと。
ジーンズやチノパンとのスタイリングでカジュアルに着るのも良し、スラックス等のキレイめのアイテムと合わせて少し上品なスタイルを楽しむのも良し。
多彩なアレンジが可能かと思いますので、ファッションの幅を広げる1着となる事間違いなしの1着です。
スエードレザーにしては比較的薄手の生地感となりますので、シャツジャケットの様な雰囲気で着用するのも良いかと思います。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "L ~ XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
汚れ・擦れ・ほつれ・小穴・破れ等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
1980年代のファッション業者を牽引した、今なお称賛される伝説的ブランドである "CLAUDE MONTANA"
他では感じられない、彼の独特な作品の数々は、正に "アートピース" と言えるでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテム・デザインソースとしても申し分ない1着。
国内外問わず滅多にお目にかかれない逸品かと思いますので、探されていた方や珍しいアイテムが好きな方はこの機会をお見逃しなく。