1987AW、C.P.Company(シーピーカンパニー)製『ブラウンレザー 4ポケットジャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
C.P.Company(シーピーカンパニー)とは、1971年にイタリアのボローニャにてマッシモ・オスティによって創設されたブランド。
創設当時は、Chester Perry(チェスター・ペリー)という名称でしたが、1978年にC.P.Companyへと変更されました。
C.P.Companyの "C.P." とは "Color of Passion" の頭文字であり、ブランドのコンセプトとしており、"イタリアンカジュアルの先駆者" とも評されています。
C.P.Company独自の解釈で構築したアイテムの数々は、機能性が非常に高く、実用的ではありながらも高いデザイン性を誇り、イタリアのファッショニスタやアーティスト達の間で評判を呼び、圧倒的支持を得る存在になりました。
また、こなれた風合いやカラーリングを再現する為、世界初の "Garment Dye(ガーメントダイ)" を採用。
ガーメントダイとは、1970年代初めにマッシモ・オスティ氏とC.P. Companyの仲間達が初めて生み出した染色プロセスに与えられた名称。
通常、事前に染色を施した布地を使用してウェアは仕立てられますが、当プロセスでは白や未染色の布地を使用し、ウェアを完全に仕立てた後に最終段階として染色が行われます。
長年の研究によって誕生した "60,000色" にも及ぶ染色技術は、他ブランドを寄せ付けない圧倒的な技術となります。
更に異なる組成を同時に染色し、それぞれの組成に別々の化学的アプローチを働きかけることで "トーン・オン・トーン" の印象的なカラーに染め上げる "Double Dye in a Single Bath" という手法を駆使しました。
この手法によってマッシモ・オスティは更に注目を集める事となります。
他にもマッシモ・オスティが手掛けるブランドとして有名なのが、『STONE ISLAND(ストーンアイランド)』・『Boneville(ボネヴィル)』・『Left Hand(レフトハンド)』が挙げられます。
そんなシーピーカンパニーより、1987AWにリリースされた1着のご紹介です。
米国が誇る "Coverall" をサンプリングしたと思われる、アシンメトリーな "4つポケット" のディテールが最大の特徴とも言える逸品。
ワークジャケットらしい漢らしさと、イタリアならではのエレガンスの両特性を有する、稀有な存在と言えるでしょう。
また、スーツジャケットにも採用されている "サイドベンツ" を有しており、これらはジップファスナーで開閉が可能となっている為、着用用途によって使い分けが出来る仕様に。
動きやすさは勿論の事、エレガンスを纏う事が出来るでしょう。
前合わせは、ボタン留めによる開閉式。
首元内側には、1980年代頃に見られる "IDEAS FROM MASSIMO OSTI" の記載がされたブランドラベルが付属。
品質表示には、"c.p.company" の記載がされています。
また当個体は、お探しの方も多いであろう "イタリア製" の個体。
後年になると本国イタリア製ではなくなってしまう個体も多くありますので、イタリア製に拘る方にはお勧めです。
表生地には恐らく "Lambskin(ラムスキン)" 生地を使用。
ラムスキン(子羊革)とは、生後1年未満の子羊の革。
牛革に比べて耐久性を劣るが、吸い付くような独特な手触りで、キメが細かくしっとりとした柔らかい革質が特徴的な生地となります。
本革という事を疑う様な軽さ・柔らかさを持ち合わせており、非常に軽やかでノンストレスの着心地を実現しています。
レザーアイテムは革質が硬く敬遠されている方が多くいるかと思いますが、当個体に関してはその心配は無用です。
裏地はウール混紡生地で仕立てられていますので、保温性も抜群。
春秋のみならず、中を着込んで頂ければ冬でもご着用が可能かと。
カラーは、温かみと深みを兼ね備えたブリックブラウンカラー。
赤土を思わせる様な柔らかなブラウンカラーに、ほんのり赤みを帯びた絶妙なトーンが加わり、クラシカルなムードと味わい深さを感じさせます。
カラーとしては落ち着きがありながらも、どこか温もりを感じさせ、スタイリングにナチュラルで渋みのあるアクセントを加えてくれます。
また、くったりとしたレザー素材と相まって、経年変化による艶やシワが表情豊かに浮かび上がり、ヴィンテージレザーならではの存在感を演出してくれるでしょう。
サイズ表記は "48"
日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
汚れ・擦れ・ほつれ・虫喰い・割れ・剥がれ・ボタンの付け替え等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
近年徐々に注目され価格が高騰しつつある、初期頃の "C.P.Company"
他のブランドでは見る事が出来ない、本人期のアイテムの数々は、唯一無二の逸品と言えるでしょう。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
シーピーカンパニーがお好きなコレクターの方でしたら垂涎の逸品かと思いますので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく。