推定90年代頃、NAF NAF(ナフナフ)製『ヴァリアスパターンパッチワーク ジップアップフーデッドジャケット』になります。
NAF NAF(ナフナフ)とは、1973年に創業者である "Gérard Pariente(ジェラール・パリエント)" と "Patrick Pariente(パトリック・パリエント)" によって、フランス・パリにて創業されたファッションブランド。
創業当初、彼らは『Naphtaline(ナフタリン)』という名のブティックを開き、その後1978年に『Influence(インフルエンス)』という店舗を展開しました。
後年の1979年には法人化し、ブランド名を『NAF NAF』として本格的にスタート。
ブランド名の由来は、ディズニーの1933年のアニメ『三匹の子ぶた』に登場するキャラクター『Naf-Naf』からインスピレーションを受けた物とされており、遊び心と親しみやすさを感じさせてくれます。
1983年には、カラフルなコットン生地を用いた『ボイラースーツ』を発表し、大ヒットを記録。
この成功により、ブランドは一躍注目を集め、1984年には『Le Grand Méchant Look(ル・グラン・メシャン・ルック)』というユニークな広告キャンペーンを展開し、ブランドイメージを確立させました。
その後もナフナフは、1986年に日本市場への進出、1988年の『パファージャケット』の発売、1991年には "L'Oréal(ロレアル)" との共同で香水を発表する等、多角的な展開を行いました。
ナフナフは、フランスのファッション史において重要な位置を占めるブランドであり、その独自のスタイルと革新的なアプローチで多くのファンを魅了してきました。
そんなフランス発のファッションブランドである "NAF NAF" より、ブランドが得意とするカラフルで様々な柄を用いた、パッチワークジャケットのご紹介です。
全面に施されたのは、大小様々な柄を組み合わせた鮮やかな "パッチワーク" デザイン。
水玉・チェック・花柄・ペイズリーといった多彩なプリントが織りなすレトロモダンな雰囲気は、他に類を見ない圧倒的な存在感を放ちます。
その一方で、全体のベースに使われているブルー地のドットパターンが全体をうまく纏め上げ、どこかノスタルジックで牧歌的な印象も感じさせる絶妙なバランス感。
ディテール面では、やや小ぶりなハンドウォーマーポケットを左右に配置。
袖や裾にはリブを設けず、あえてラフに仕上げられている点もこの時代特有のデザイン哲学が表れています。
また、フード部と裾部にはドローコードが付属しており、スタイリングやシルエットに変化を持たせられるのもグッドポイントです。
前合わせは、ジップファスナーによるジップアップ式。
ジップスライダーには "YKK" 社製ジップが採用されています。
首元内側には、ブランド名である "NAF NAF" の記載がされた、ブランドタグが付属。
当個体は "コットン100%" 生地を採用しており、経年変化によって、天然繊維特有の風合いを感じられるのも嬉しいポイントですね。
着用シーズンを選ばない生地感となっていますので、通年お使い頂ける1着かと思います。
カラーは、ライトブルーをベースに "イエロー × ピンクレッド × ボルドー × ブラック × ホワイト" 等をミックスした、パッチワークらしいマルチカラー仕様。
カラフルながらもどこかノスタルジックな雰囲気を纏ったこの配色は、見た人の心を惹きつけ、温かみのある親しみやすさと、唯一無二の個性を演出してくれます。
ヴィンテージキルトの様なパッチワークデザインは、手作業の温もりやクラフト感を感じさせ、着る人の感性を引き立ててくれる1着です。
軽やかなライトブルーをベースにしている為、全体の印象は明るく爽やか。
春夏の軽アウターとしては勿論、インナーとしても映える華やかさで、日常のスタイリングに遊び心をプラスしてくれます。
身に着けるだけで気分が上がる、ポジティブなエネルギーを纏った主役級アイテムです。
シンプルなスタイリングの差し色としても、華やかなコーディネートの主役としても活躍する、ファッション性の高い万能アイテムと言えましょう。
ファッションに対する深い理解と審美眼を持つ方にお勧めします。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "L ~ XL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
個性的なアイテムを数多く輩出する、フランスの銘ブランド "NAF NAF"
パッチワーク好きの方、フレンチヴィンテージに惹かれる方に是非手に取って頂きたい珠玉の1着。
他では手に入らない、ユニークで味わい深い "一点モノ" をお探しの方、この機会を是非お見逃しなく。