推定90年代頃、OLD ENGLAND PARIS(オールドイングランド パリ)製『シングルラグラン ウールバルマカーンコート』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
OLD ENGLAND PARIS(オールドイングランド パリ)とは、1867年にボン・マルシェの元セールスマンである "Alexandre Henriquet(アレクサンドル・エンリケ)" によって、フランス・パリにて創設されたセレクトショップブランド。
1916年には息子である "Edouard Henriquet(エドゥアール・エンリケ)" に会社を遺贈し、1934年には甥である "Julien Henriquet(ジュリアン・エンリケ)" が加わりました。
当時は約350名もの従業員を雇用し、オーダーメイドの衣類を製造・販売を主としながらも、数多くの輸入品も提供していました。
オールドイングランドは『品質第一・誠実・自信』をモットーとし、ファッションに限らず生活全般をコーディネート出来る品揃えを誇っており、パリのみならず、世界でも唯一の店だったそう。
オールドイングランドが、日本に初上陸したのは1990年。
英国の正統派スタイルに、フランスのさりげなさを取り入れた、シンプルかつ仕立ての良い服。
知的な大人の装いにピッタリとハマる、流行り廃りのない、フレンチトラッドスタイルに欠かせないアイテムを展開しています。
そんなオールドイングランドより、ベーシック且つ希少な "一枚袖" のディテールを兼ね備えた、バルマカーンコートのご紹介となります。
通常のコートですと、大きくセットインスリーブ・ラグランスリーブ(2枚袖)とありますが、ジャストサイズで着用しないと肩が不自然に盛り上がってしまい、肩パッドが入っているかの様なシルエットになってしまいます。
その反面、一枚袖特有の肩の落ち方はとても綺麗と評価をされています。
通常の2枚袖のラグランスリーブとなると、縫い目が袖の上部・脇下の2ヶ所となっています。
しかし一枚袖の場合、腕を一枚の布でぐるりと包む為、縫い目は脇下の1ヶ所のみとなります。
この僅かの差ではありながらも、シルエットに与える影響は絶大。
一枚袖は袖の生地が重力に対して垂直に落ちる為、よりドロップショルダーとなり美しいシルエットに繋がっています。
オーバーサイズで着用しても現代的にゆったり着用することが出来ることから、探されている方も多いのではないでしょうか。
英国を代表するコートブランドの "Burberrys(バーバリー)" においても、当個体同様のディテールである "一枚袖" 仕様となれば、その希少性は1000枚に1枚程しか見つからず、全体の1%程しかないとも言われています。
その中でもウール系の一枚袖は、極一部にしか見つからず、大変希少な個体としても知られています。
当個体に関しても、ウール100%の生地を贅沢に使用して仕立てられた希少な1着。
バーバリー製コートにも引けを取らない程に肉厚な生地で、ツイード系生地に近しい雰囲気を持っています。
勿論ウール100%ですので、防寒性・保温性に優れており、真冬でも着用可能な機能性の高さも魅力的。
古さを感じさせない、英国が誇る上品なシルエットも人気の理由の1つと言えるでしょう。
裾に向かって広がっていく強烈なAラインは、着用した時のシルエットが非常に綺麗且つ優雅。
カラーは、モカブラウンの様な秋冬にピッタリな、優しめのブラウンカラー。
ベーシックなカラーとなりますので、カジュアル・フォーマルのどちらにでも対応出来る万能カラーなのは言うまでもないでしょう。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M ~ L" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
先述にもある通り "一枚袖仕様" となっていますので、多少大きめのサイズ感でも綺麗なシルエットで着用出来るかと。
汚れ・擦れ・小穴・破れ・リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
フレンチトラッドスタイルに欠かせないブランド "OLD ENGLAND PARIS"
本国フランス製の個体ではありませんが、英国の正統派スタイルを体現するにはピッタリな1着ではないでしょうか。
コートが活躍するシーズンになりますと、毎年一枚袖のコートを探される方も多く、枯渇することが予想されます。
秋冬に大活躍すること間違いなしの定番アイテムになりますので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく。