推定90年代、Willis&Geiger(ウィリス&ガイガー)製『コットンサファリジャケット』になります。
香港製。
Willis&Geiger(ウィリス&ガイガー)とは、1902年に北極探検家ベン・ウィリスによって創設された本格派アウトドアブランド。
1930年代にアメリカの上流階級層の間でサファリ旅行ブームになった際、いち早くサファリクロージングを販売をしました。
当ショップでも取り扱いのある、当時富裕層向けのハンティングショップでもあった"Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)"のOEM生産を請け負ったり、アメリカ軍のパイロットジャケットも手がける等、その生産技術は一級品。
1977年に "Abercrombie & Fitch" が破産した際、ウィリス&ガイガーは最大の未払い債権者であり廃業しましたが、元従業員バート・アヴェドンによって独立して復活。
その後の1994年にウィリス&ガイガーは、Lands' End(ランズエンド)に売却され、アヴェドンとランズエンドの経営陣との間の対立により、1999 年までにブランドは廃止されました。
今回ご紹介するアイテムは、コットン・レザーの切り替えしが特徴的なサファリジャケットとなります。
Willis&Geigerでレジェンドコレクションとして選出されている、"White Hunter Field Jacket" を彷彿させるディテールを兼ね備えている当個体。
市場的にも中々出ない1着かと思います。
浅めに設計されたスタンドカラー仕様・左腕のみに付く小ぶりなフラップポケット・アシンメトリーな剥き出しフラップポケットが計4つ・背面にはゲームポケットを彷彿とさせる大きなポケット等、漢の浪漫が詰まりに詰まったデザイン美。
前合わせは防風性を高める為に、ジップファスナーとボタン留めでの二重構造が採用。
また基本はコットンで仕立てられているものの、エルボーパッチを始め、随所に見られる本革での切り返しも良いアクセントとなっています。
何と言ってもこのポケットの多さは、漢心をくすぐるグッドディテールではないでしょうか。
肩肘張らずにサラッと羽織って頂くと、こちらのアイテムの魅力がより引き出されるかと。
個人的にはタイドアップスタイルの様な、フォーマル寄りな綺麗めなスタイリングにピッタリな1着かと思います。
サイズ表記は "M"
アメリカ規格でのサイズ表記となりますので、日本サイズですと "XL ~ XXL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
着丈も長めの個体となりますので、ジャケットという位置付けにはなりますが、ハーフコートのような感覚で着用しても格好良いかと。
汚れ・擦れ・ほつれ・ボタン欠損等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用可能かと思います。
今はそのオリジナルの姿はない "Willis&Geiger"
日本国内でもセレクトショップとの別注品こそ見るものの、ヴィンテージ好きとしてはやはり当時のオリジナルを手にしたい所ではないでしょうか。
お探しの方がいましたらこの機会に是非いかがでしょうか。