【~40’s】French Vintage Crown Panto Celluloid Frame "3 Dots"

推定40年代、フランス製『クラウンパント セルロイドフレーム』になります。

スぺシャルアイテムの入荷です。

ヨーロッパヴィンテージがお好きな方でしたらマストで抑えておきたいアイテムでもある "French Frame（フレンチフレーム）"。 

フレンチフレームは勿論、全て当時の職人の手作りによるものですので、現代の大量生産では絶対に味わうことのできない逸品。
1つ1つ職人の想いが込められているという点も感慨深いですね。

この年代特有の上質なセルロイドを使用した1本。
ヴィンテージセルロイド特有の、艶々としたトロみのある透明感のある生地感。
現代では再現不可能なこの雰囲気は、ヴィンテージウェアとの相性も勿論抜群です。

40~60年代は石油系樹脂の黎明期でもあり、樹脂の作りがかなり丁寧だそう。
また当時から生産数も少なかったということもあり、状態関わらず、現代まで残っている個体は大変少ないです。

数あるフレンチフレームの中でも、今回ご紹介するのはフレンチフレームの定番中の定番 "Crown Panto（クラウンパント）" 型フレームとなります。

クラウンパントの "パント" とは、丸みを帯びた逆三角形のボストン型の事を指します。
またボストン型がベースではあるものの、上部を一直線に断ち落とす事で、"王冠（クラウン）" の様に見える事から "クラウンパント" という名称になったと言われています。

日本人の顔型にも合ったサイズバランス・フレーム7mm厚と適度なボリューム感。
どのような方でもお楽しみ頂ける極上の1本というのは間違いないかと思います。

フレンチフレームの中で最も希少性が高く、市場に滅多に出回らないディテールである "芯なし・3ドットカシメ" を持ち合わせた希少な1本。
更にブラウンカラーベースの飴色・セルロイド特有の透明感が特に光る、唯一無二の個体となればお探しの方も多いのではないでしょうか。

通常40年代以降の個体となると、テンプル部分に金属の芯が入っています。
これは強度を保つ為に入っていますが、当個体の様に40年代頃に作られた物に関しては、一部テンプル部分に金属の芯が入っていない個体が存在します。
これらの個体を "芯なし" と呼び、ヴィンテージフレームの中では大変希少価値の高いディテールとなります。

また通常は2ドットカシメが主流となりますが、当個体に関しては3ドットカシメが施されている贅沢仕様。
2ドットカシメでも強度的に問題はありませんが、ヴィンテージ好きでしたらやはり3ドットカシメに憧れるのではないでしょうか。
圧倒的なデザイン美ですね。

スペシャルディテールというのは存分に分かって頂いたかと思いますが、フレームカラーに関してもイレギュラー。

ブラウンカラーがベースとなっていますが、同時にクリアカラーも健在しています。
自然光に当てた際によく分かりますが、ブラウンカラーとクリアカラーがマーブル模様に混ざり合っているその様は、息を呑む程に美しく、芸術作品を見ているかと思わせてくれます。

小ぶりなサイズ感となりますので、小顔の方でしたら問題なくご着用頂けるかと思います。

経年により小傷・歪み等の使用感はありますが、大きなクラック等は見受けられませんので、着用に問題はありません。

正にヴィンテージフレームの中のスペシャルピースという名に相応しい、芸術作品に近い造形美を有した最高峰のモンスターフレームと言っても過言ではない極上品。

希少性だけでなく、ファッションアイテムとしての視点で見た時にも、非常に格好良い1本かと思いますので、是非とも気兼ね無く着用して頂きたいです。

コレクションアイテムとしても申し分ない1本。
希少ディテールを兼ね備えたヴィンテージフレームとなりますので、お探しの方がしましたら是非この機会をお見逃しなく。