推定50年代頃、Le Mont St Michel(モンサンミッシェル)製『ブルーモールスキン ワークジャケット』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
フレンチワークウェアブランドの中でも特に人気が高い、Le Mont St Michel(モンサンミッシェル)。
ル・モン・サン・ミッシェルは、1913年、モン・サン=ミシェル修道院から数キロ離れた、フランス・ノルマンディー地方ポントルソンで設立されました。
フランス西部のブルターニュとノルマンディーで、丈夫な服を必要とする職人・農民等の労働者の為に作られたワークウェアブランド。1970年代末に一度途絶え、1998年に再興されて今に続いています。
家族経営で工房から始めた当ブランドですが、1920年代〜1930年代にかけて急速な成長を遂げ、瞬く間にフランス西部で最も有名なブランドの1つとなりました。
モンサンミッシェルの初期のコレクションは、ブルターニュとノルマンディーの職人・農民の為に、機能性を第一に考えた衣服を作ることに重点を置いていました。
ブランドで最も人気のあるアイテムには、厚手のモールスキン生地で作られた本物のワークジャケット、アミアン(Amiens)のコーデュロイパンツ、耐久性のあるコットンピケで作られた狩猟服などが含まれます。
衣服は特定のタスクを念頭に置いてデザインされており、最大限の実用性を実現する為にポケットやステッチが戦略的に配置されています。
そんな100年以上前に生まれた名ブランド "Le Mont St Michel" より、フレンチワークウェア不動の定番アイテムである "ブルーモールスキンジャケット" のご紹介です。
フレンチヴィンテージの大定番生地である "Moleskin(モールスキン)" を使用した1着。
その名の通り、モグラの肌のような生地感からこのように名付けられたと言われています。
触って頂くと分かりますが、コットンとは思えない滑らかな肌触り・生地の厚さがあります。
その秘密は "糸の織り方" にあります。
モールスキンは "繻子織り" という糸の織り方から成される生地となります。
繻子織りとは、経糸・緯糸を5本以上から構成される織物組織(三原組織)の1つとされ、糸の浮きが長く、経糸または緯糸のみが表に表れている様に見えます。
密度が高く、生地が厚く、柔軟性に長け、滑らか、光沢感が強いのが特徴。
そんな高密度に織った、地厚で柔軟性に優れているモールスキンだからこそ、ワークウェアという過酷な環境下で働く人々の労働着として採用されていたのでしょう。
当個体はフレンチワークウェアでは代表的な、インクブルーカラーのモールスキンを使用した1着にはなりますが、経年によってフェードしている、ヴィンテージの醍醐味が詰まった個体となります。
当時実際にワークウェアとして使用されていましたので、機能性も申し分ありません。
モンサンミッシェル製のアイテムとなれば、フレンチワークウェアでも一目置かれる存在。
その価値は他のブランドよりも高く、古い年代であればある程、希少価値は高まります。
大きくラウンドした丸襟・Aラインシルエット・Vポケットと、人気のディテールも兼ね備えています。
また内側には、モンサンミッシェル製特有となる、黒地に黄色の "刺繍タグ" が付属。
古い年代を象徴する刺繍タグが付いた個体は、お探しの方も多いのではないでしょうか。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
ジャストサイズ・オーバーサイズのどちらで着用しても様になるかと。
褪色・汚れ・擦れ・リペア跡・ボタンの付け替え等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
フレンチワークウェアを語る上で欠かせない立ち位置に存在するワークブランド "Le Mont St Michel"当ブランドのブルーモールスキンジャケットは、もはや永遠の定番アイテムと言っても過言ではないかと思います。
ワードローブとしては勿論、コレクションアイテムとしても申し分ない1着。
当ショップでも入荷の少ない希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。