【~50's】French Navy Ramie Linen Sailor Pants Size.C-4 "Dead Stock"

1955年支給、フランス海軍『ラミーリネン セーラーパンツ』になります。

希少なタグ付きのデッドストックでの入荷となります。

昨今特に人気が出ており、枯渇が顕著に見られるフランス海軍の銘品。
需要と供給が追いついておらず、年々価格が鰻上りになっている印象です。

セーラーパンツらしいエプロン型の前立てが最も特徴的で、タックインした際の腰回りは非常に綺麗です。

内側にはコインポケット・非貫通式のスラッシュポケット・ベルトループも完備していますので、アイテムとして美しいだけではなく、実用性にも優れタウンユースに向いた1着なのが支持されている理由なのではないでしょうか。

穿きやすさ・ディテールも勿論素晴らしいですが、当個体の最大の特徴は何と言ってもラミーリネンを採用している "生地の良さ" でしょう。

Ramie Linen（ラミーリネン）とは、麻糸や麻生地の名称の1つで "ラミー" と "リネン" 素材が混合されています。
ラミーとは、麻の一種で苧麻というイラクサ科の多年草の草木類の植物の茎からの繊維の事を指します。

ラミー繊維は太くて堅く、しっかりとした丈夫な肌触りが特徴。
通気性や吸水性に優れている素材且つ、水に濡れるとより強度が増す性質を持っています。

その様な生地の特性上から、海軍には最適な生地として当時採用されていたそう。

フレンチヴィンテージにおけるリネン生地は、特にヴィンテージ市場での評価が高く、現代では再現不可能とも言われています。

高密度に織られたリネン生地の良さは、素人でも分かる程に別格。
動く度に揺れ動く、プルプルとした生地感は是非とも一度お試し頂きたいです。

フレンチヴィンテージの中でも、インディゴリネン等のアイテムは希少価値が高く、高額で市場に出ていますが、ラミーリネンについてはまだ大きく価格が高騰していませんので、今が買い時かと思います。

穿きやすさは勿論ですが、汎用性の高さも抜群な1着。
ヴィンテージアイテムとの相性は勿論、現行アイテムと合わせていただいても良い雰囲気で纏まるかと思います。

シルエットはミリタリーアイテムらしい、太めでズドンと落ちるようなワイドストレートシルエットになります。
生地感も相まって、夏でも涼しく快適に過ごせる事は言うまでもないでしょう。

サイズ表記は "C-4"
日本サイズで "S~M" に該当するかと思います。

セーラーパンツは基本大きめサイズが多い印象ですが、当個体は小柄な体型の方でも着用できる、希少な小さめのサイズ感となります。

タグ付きのデッドストック品ですので状態は申し分なく、綺麗なアイテムをお探しの方にもお勧めです。

フレンチヴィンテージを代表する定番且つ人気な "Ramie Linen Sailor Pants"
夏でも穿けるアイテムは少なく、デザイン性・機能性に優れた1着は持っておいて損のない逸品でしょう。

暑い夏を乗り越える為にも、見た目も着用感も涼しいリネン系アイテムをスタイリングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

今後も価格の高騰が予想される1着となりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。